10/04/13 22:12:33
米スペースシャトル「ディスカバリー」が5日午後(日本時間)、無事に打ち上げられた。
7人の乗組員のうち3人が女性。日本人宇宙飛行士の山崎直子さんも元気に出発した。
旅の成功を祈りたい。
山崎さんが、なぜ宇宙飛行士を目指したか。それは中学3年の時。スペースシャトル
「チャレンジャー」の爆発事故をテレビで見た。犠牲になった宇宙飛行士の中に女性の
教師がいた。その人は、宇宙から授業をするのが夢だった。
当時、学校の先生に憧れていた山崎さんは、“私が、その夢を受け継ごう!”と思った。
そして猛勉強にも過酷な訓練にも耐えた。家族や周囲にも支えられ、見事に夢をつかんだ。
5年前の2005年3月、池田名誉会長は「千葉日報」への寄稿で、千葉出身の山崎さん
の生き方を紹介し、「青年よ、夢を大きく」と呼びかけている。「決意あるところ道あり」
「自分が変われば、すべてが変わる」と。
人類の偉大な事業は一世代では完成しない。人から人へ夢のバトンが託されて、成し遂げ
られるものだ。ゆえに後継者が大事だ。日蓮大聖人は、弟子を「法華経の命を継ぐ人」
(御書1169ページ)と呼んで大切に薫陶した。新出発の季節、職場で地域で、後継の
若人を真心で育てたい。(y)