10/03/20 08:39:26 eeJczU0w
>>597、>>603 山椒島さん
このレスは、山椒島さんのおっしゃるっている事を否定しようとか反論しようと言う
趣旨のものではありませんので、その点は誤解なきようお願いしたいのですが、
以前に私が見たテレビ番組で(どこの局が放送した何と言う番組だったかも
憶えていないのですけれど、日本の国際化について触れていた番組です。)、
日本に来る留学生が学業を終えた後に、日本に対する印象・評価を下げてしまう
例が日本以外の(欧米などの)他国への留学生の場合よりも多く見られる、と
言うような事に触れていたものがありました。
特に、アジアからの留学生にそのような例が多く見られると言う話だったと
記憶しています。
数値化するなどされていたわけではありませんので、客観性がどこまで
担保されている話なのか問題は残りますけれど、私はそのような事があっても
不思議ではないと思っております。
この話が事実を反映したものだと仮定した上で特に問題だと感ずるのは、
主に経済的目的そのものなどで日本に来る外国人(外国籍の人間)の
話ではなく、留学生だと言う点にあると思います。
おそらく、日本を留学先に選ぶ留学生は、日本に対する一般的な印象・
評価としても、良いものを懐いて来日しているものと思われますけれど、
それが、場合によっては反感を懐き反日的姿勢になりかねないわけで、
本来なら将来は両国の次代のさまざまな架け橋ともなってもらえるはずの
留学生を、極端に言えば敵として追いやりかねないわけです。
日本人のみならず、どのような民族・国民にも他の民族・国民との相違を
強調する性向は存在するでしょう。
民族・国民のアイデンティティーを重視すれば、多少ともそのような方向に
歩まざるを得ません。
ただ、それが行き過ぎて、(自国内においても)他を排斥しかねないところまで
行ってしまう愚は、絶対に避けなければならないものと思います。