10/07/11 22:46:56
・参院選山梨選挙区に立候補している民主党現職の輿石東候補を中傷する内容のビラが、
県内の広い範囲の家庭などにファクスで大量送付されていたことが7日、分かった。
民主党県連は「事実無根の内容で、明らかな選挙違反行為」とし、公選法違反容疑での
刑事告発も検討している。
民主党県連や輿石候補の選対本部によると、6~7日、支援者らから「自宅に中傷ビラが
ファクスされてきた」との連絡が100件ほど寄せられた。朝6時ごろ送信されたケースもあった。
ファクスの発信元は大阪や千葉などの市外局番で、甲府や甲斐、韮崎など広い範囲を対象に、
無作為に送ったとみられる。
県連は「一方的で悪意に満ちた内容。有権者の公正な判断を狂わせる悪質な行為」と憤慨。
7日、甲府署に事実を連絡したという。
ファクスを送りつけられた有権者の一部が、自民党新人の宮川典子候補の選挙事務所に
苦情の電話をしたケースもある。内田健選対事務局長は「苦情の電話が数件あったが、
宮川陣営とは一切関係のないビラ」と関与を否定する。内田氏の自宅にも、同じビラが
ファクスされたといい、「あたかも宮川陣営が嫌がらせをしているように思わせる行為。
こちらにとってもマイナス効果だ」と困惑している。
参院選は最終盤を迎え、山梨選挙区の立候補者を中傷する複数のビラが出回っている。
県内の複数の小学校や教員宅に「教職員の選挙活動は禁止されている」などと書かれた
文書がファクスや郵送で届くこともあるという。
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