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この三師搭に被害があった一乗寺の住職は、早瀬日如の兄弟弟子の山賀義要である。
この坊主は大僧都のなかでも十五番以内に入る高い僧階だが、大会で婦人部のコーラスや
パフォーマンスを楽しむ心境にはなれないはずだ。同じ思いの参加者も多かった。地震の
被災地や危険な地域からも強引に結集させるという非人間的な宗門の姿勢に、怒りをあら
わにする法華講員もいた。
それは激しい余震が頻発するなか、講員達は自宅の安否を気にしながらも、長時間のバス
の旅になったからだ。
大会に先立っての役員会とリハーサルを十四日、同じ会場のさいたまスーパーアリーナ
で実施していたが、坊主や役員らは出鼻をくじかれた。朝七時に関係者口が開けられ、
スタッフ集合は午前九時だった。