08/01/03 12:57:23 yw9qBnWL
さてここでめんどっちいのでネットをくぐって、それを引用しておく。
主観主義的宗教観は、精神の働きを中心として宗教を眺めようとする宗教観であり、
その中でも、宗教を有限者の精神が無限の神的精神を知る過程である(へ-ゲル)、
無限の認識こそが宗教の根本的性質である(マックスミュ-ラ-)とするのは、
宗教を理知的にみているもので主知主義の宗教観である。
また宗教を敬虐とよぶ心の状態である(ティ-レ)とか、絶対帰依の感情に
ほかならない(シュライエルマッハ-)とするのは、感情を中心として宗教
をみているので主情主義の宗教と呼ぶ事ができる。
そして宗教とは道徳的義務を命令として承認することである(カント)と見たり、
人間が個人性をおさえて愛情によって社会的に結合するところに宗教を見る(コント)
のは、意志を中心とした宗教観であるから、主意主義の宗教観である。