08/06/06 21:16:20 8ID85KIP
>>712 (続き)
はじめに述べた通り、撥音便「ン」の効果もまたこれら「エ」と「オウ」の音韻と絡んで、
巧妙にその効果を高めていたのです。
「ナン」ではじめることで、撥音便の効果「鼻腔奥に呼気をぶつけて響かせる」と同時に、
出だしで爆発させて覚醒的効果を与えるということと、上記の「呼気を長くさせる」と同時
に「笑顔を導く」中でも、「レン」によってまた撥音便を響かせ、
ナン -> 撥音便効果で鼻に息を入れ(脳下垂体を内側から緩く圧して)
ミョウ -> 呼気長く吐いて(喉付近の邪気=筋肉の停滞を払い)
ホウ -> 呼気長く吐いて(下腹部の邪気=筋肉の停滞を払い)
レン -> 舌で弾いて振動付きの撥音便で鼻腔奥を振動で叩き
(笑う門に福来るにしながら脳下垂体を振動的に刺激し)
ゲー -> ここで自然に笑顔にしながら息を長く吐き(上腹部の邪気=みぞおち
の筋肉の停滞を払い)
キョウ -> さらにその同じ息を長く吐く(同じ上腹部の邪気=みぞおちの筋肉の
停滞を絞りきるように払う)
これが、「ナンミョウホウレンゲーキョウ」の人体絞りの秘密だったのです。これらは無声音
であっても同様に効果を現します。
このような体操の効果を狙った呪文が、法華経のタイトルとして長い間唱えられてきたもの
だったということで、これは完全に体操効果です。つまりこれははっきり、ヨーガなのです。
これらの原理は、中国四千年の歴史にあった「導引術」に現われていた「気の流れを良く
する方法」として、そうした気を吐き切るための音韻がいくつか説明されていた、「シュイ」
の気、「シー」の気、「ホー」の気、「スー」の気、「チュイ」の気、「フー」の気の用い方と原理は
同じものだったのです。それらはすべて無声音でした。つまり有声音でなくても、同様に
すべて効果を持ち得るということなのです。