09/10/12 22:39:45 wz9McZPR
★中国が最近、急ピッチで進めているイランでの石油やガス開発が両国のきずなを強めている★
★エネルギー資源での両国の結びつきが中国に国連主体の対イラン経済制裁を弱めさせてきた★
★2004年には「中国石油化工集団」がイランの石油開発に700億ドルを投入する契約締結★
■イランをかばう中国 イラン核開発問題 MSN産経 2009.10.2 20:06
【省略】
同委員会では超党派で中国が最近、急ピッチで進めているイランでの石油やガス開発が両国
のきずなを強めていることに注視し、中国が米国などと連帯してのイラン核開発阻止の試みに
消極的になっていることに懸念を深めているという。【省略】
これらの報道を総合すると、米国当局がとくに注意しているのは
(1)今年8月に中国側がイランに製油所2カ所を増設する計画に30億ドルを出す合意が
成立した
(2)同7月にはイラン側が自国内に製油所7カ所と約1600キロの石油パイプラインを
総額430億ドルで新設する計画に中国企業群の参入を求めた
(3)同6月に「中国石油天然ガス集団」がイラン南部の天然ガス開発計画への50億ドルの
投資をする合意が成立した
(4)2004年には「中国石油化工集団」がイランの石油開発に700億ドルを投入する
契約を結んだ
(5)中国はここ5年間に石油とガスの開発のためイランに総額1200億ドルを投入し、
すでにイランの石油の最大輸出先となった-という動きなどだという。
エネルギー資源をめぐる両国の結びつきがこれまでも中国に国連主体の対イラン経済制裁を
弱めさせてきたと米側はみるわけだ。
同委員会筋によると、中国は国連安保理での対イラン経済制裁審議でも少なくとも3回、
微妙な形で制裁の内容を弱める行動をとったという。【省略】