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政府が日仏に文化財の返還を要求、ユネスコ会議 【ソウル28日聯合】
28日にソウルで続開された国連教育科学文化機関(ユネスコ)の
文化財返還促進のための政府間委員会(ICPRCP)設立30周年特別会議で、
政府が日本とフランスに対し、違法に所持している文化財を返還するよう求めた。
文化財庁によると、金泓東(キム・ホンドン)国際交流課長が同会議に出席、
日本側に「(東京大学が)『朝鮮王朝実録』を返還したように、
日本宮内庁が保管している72種の『朝鮮王室儀軌』など、韓国の貴重な文化財を早期に返還してほしい」と求めた。
宮内庁が所蔵する「朝鮮王室儀軌」は、朝鮮王朝時代の王室儀礼を絵や文で記録したもので、
1922年に朝鮮総督府を経て同庁に寄贈された。
金課長はフランスに対しても、
同国の国立図書館に所蔵されている韓国の外奎章閣図書は、自ら解決策を探り韓国に戻してほしいと要求した。
外奎章閣は、朝鮮時代に王室関連の文書・図書を保管した図書館。
韓国軍のキリスト教徒弾圧・処刑に対しフランス艦隊が江華島を侵略した丙寅洋擾(1866年)の際、フランスが図書の一部を略奪した。
あわせて金課長は、返還問題は寛容と配慮の心でアプローチすべきで、国内法の論理に則るべきではないと指摘した。
文化財の返還は、自国の経済的・文化覇権主義的な利益確保のレベルで協議していては解法を見い出し難いとしている。