08/11/11 08:53:58 oein3ygL
隊長の出番ですよ
日本一のレオに暗雲が垂れ込めた。巨人との日本シリーズを制した西武・渡辺久信監督(43)は10日、
13日開幕のアジアシリーズに中島、細川ら主力9選手を出場させない方針を固めた。この日までに
ブラゼル、ボカチカ、キニーが帰国し、抑えのグラマンも12日に帰国予定。主力選手の大量欠場で、
日本一チームの同シリーズ4連覇に黄信号がともった。
激闘の代償は大きかった。次なる戦いを前に、指揮官は苦渋の決断を下した。左脇腹痛の中島、
右肩痛の細川について「無理はさせない」と欠場を明言。中島は左手首痛も併発しており、近日中に
精密検査を受ける。さらに西口、石井一のベテラン勢に加え、グラマンら助っ人4選手の欠場も決定。
左足首痛のG・G・佐藤も欠場が確実で、主力選手9人が離脱する危機となった。
日本一の原動力となった涌井、岸の両右腕は出場予定だが、ともに中2日でのスクランブル登板後だけに
疲労の蓄積が心配される。韓国代表のSKは北京五輪で“日本キラー”として活躍した左腕エース・金広鉉
を擁する強敵。日本一チームが圧倒的優位だった過去3年と戦前の情勢は明らかに異なる。
故障者に代わり、アジアシリーズには3年目左腕の松永、2年目内野手の原ら若手が出場予定。
苦しい選手起用を強いられるが、渡辺監督は「日本代表として精いっぱいやる。欠場が多い?
その中でやるのも面白い」と日本シリーズ同様のマジックに自信を見せた。下馬評を覆し、
日本一まで上り詰めた08年の渡辺西武。手負いの獅子が再び意地を見せ、有終の美を飾る。
スポーツ報知
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