08/09/04 19:12:07 sauGQ7pa
(続き)
外為市場専門家は、「海外の投機勢力の狙いは韓国の外貨準備だ。今の状況では流動性を確保することが何より
重要だ」と語る。今はドルを売った側が負けるゲームというのだ。
そして、「当局がウォン安阻止のためにドル売り介入を断行すれば、外貨準備高をそのまま海外投機勢力たちに
プレゼントすることになる」としたうえで、「従来、当局が過度に積極的な介入を断行してきたことで、むしろ
投機勢力の投機心理を助長した。現在ヘッジファンド等の投機勢力が狙っているのは、更なるウォン安による
差益実現ではなく、外為当局の財布だ」と警告した。
この専門家は、「投機勢力によって自国の通貨価値が暴落した事例である、1992年9月16日のイギリスのブラック・
ウェンズデイを忘れてはいけない。はっきり分かる市場介入は自制せねばならない」と助言した。
ブラック・ウェンズデイは、イングランド銀行が為替投機勢力であるジョージ・ソロスに対抗してポンドの価値
下落を阻止すべく外貨準備高280億ドルを投じたものの結局失敗し、投機勢力に降伏した日だ。イングランド
銀行はブラック・ウェンズデイの1月前からポンド防衛のために市場にドルを400億ドル売るなど、積極的な
介入を断行した。
マネートゥデイ(韓国語)(2008/09/04 10:36)
URLリンク(news.moneytoday.co.kr)