08/07/18 17:03:04 PbeLLCKM
余談ですが、夜会と一口にいっても、ホストや時期や場所によって格式が全然異なります。
最大のものは、まあ、英国女王の晩餐会で決まりでしょう。
次点は、なんと日本の園遊会。
意外だと思いますが、あれにはどんなタイトルがあろうと、大使でなければ参加できないわけです。
しかも国内の著名人が優先。
あまりのレアぶりに、
「私は園遊会に参加したことあります」
「「「「「おぉおおおお!!!」」」」」」
となるとか。
でも、これを話してくれた中欧系の某ノーブルの爺様、ホラ吹き男爵だから信用できん罠w
#ホラ吹き男爵はいつの時代も、世界のどこかで、必ず生きているようです
#しかも、けっこう皆から愛されていますw
#俺も大好きw 男爵の日本旅行譚は最高w なんで現代なのにサムライとニンジャが出てくるんだよwww
で。
再始動が決まった直後、俺のもとに来たのが食事会の招待状でした。
これは夜会の変種です。
一般的に夜会は「会話で親交を深める」ことが主眼であり、
イベントとして演奏会やオペラ鑑賞なんかが一緒に行われたとしても、
基本はやっぱり談笑と、別々に分かれたあとの俗っぽいものを含めた話し合いにあります。
一方、食事会は、単なる顔合わせの野外パーティと夜会の中間的なものです。
おいしいものを食べて、軽く話し合いましょう、という感じ……かな?
ですから、商談は原則として抜き。
でも、目的は顔合わせ。そういう意味では「パイプ繋ぎ」が主眼になる集まりです。
ただ、今回のホストは、欧州某国の大物の関係者。
おまけにその方、アラブの王族とも親しいことで有名であり、そっち方面のゲストが来るのは確実。
そりゃもう、下手なことをすれば外交問題では済まない事態になりかねない招待状だったわけです。