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2008/04/07-10:52 浮き彫りにした厳しい目=激しい抗議、祝福ムードしぼむ-ロンドン聖火リレー
【ロンドン6日時事】ロンドンでの北京五輪の聖火リレーは6日に終了したが、2000人の
警備体制の中、チベット暴動の中国当局の対応に反発する市民団体などが抗議デモを行い、
妨害行為で少なくとも35人が逮捕された。同五輪を取り囲む、世界の厳しい目が浮き彫りになった。
聖火は、女子マラソン世界記録保持者のポーラ・ラドクリフらスポーツ選手や著名人の手に
よって7時間半かけてロンドンをほぼ西から東へ横断したが、走者は常時20人以上の
警備員にガードされる物々しさ。激しい抗議を浴びながらのリレーは、祭典の祝福ムードを
かき消してしまった。
人権意識が高い西欧諸国で、聖火が通過するのはロンドンが最初。デモには1000人以上が
参加。在英や欧州本土からのチベット人だけでなく、英国人なども数多く含まれた。
首相官邸前で聖火を出迎えたブラウン英首相も、市民の反発を懸念するように、
トーチには手を掛けなかった。
乱入者によってトーチを奪われそうになった女性タレントのコニー・ハクさんは英BBC放送で、
「その瞬間は驚いた」と話した上で、「(抗議が起きた)原因は理解している。自分も走者に
加わったからといって、中国を見逃すつもりはない。これを踏み台に、状況が変わればいい」
と事態の深刻さを訴えた。
聖火は7日にパリに到着、9日にはサンフランシスコで再び「注目」を集める。(了)
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