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聖火リレー:新華社が妨害を報道 中国政府、波及を警戒
【北京・浦松丈二】ロンドンで6日起きた北京五輪聖火リレーへの激しい妨害行動について、
中国政府は妨害が各地に波及することを強く警戒している。北京五輪組織委員会報道官は
「少数のチベット独立分子が聖火リレーを妨害、破壊しようと企画した劣悪行為を強く
非難する」とのコメントを発表した。
報道官は「聖火は全世界人民のものであり、オリンピック精神に公然と挑戦する一部の
人の行為は支持されず、強い憤慨を引き起こし、失敗する運命にある」と主張した。
中国国営・新華社通信は7日未明、聖火リレーを妨害した「チベット独立分子」をロンドン
警視庁が逮捕したと報じた。この記事は、チベット独立派1人が聖火を奪おうとしたほか、
2人は火を消そうとし、さらに数人がリレーを妨害したと説明し、警察が「迅速に制止した」と評価した。
また、ロンドン市民の声として「チベットは中国の一部分だ。北京五輪の開催を邪魔
しようとする人がいるが、全く無益だ」と中国政府の立場を代弁させた。7日付の中国各紙も
聖火リレー妨害については、新華社通信の記事だけを掲載しており、中国当局の意向が
働いている模様だ。
リレーへの妨害にはチベット人活動家だけでなく、彼らを支持する英国人も参加したが、
新華社通信は「ごく少数のチベット独立分子」と報じるなど妨害騒ぎを小さく扱う姿勢が目立った。
聖火リレーは7日にパリ、さらに米サンフランシスコへと人権問題に関心が高い地域を
通過する。中国政府はロンドンでのリレー妨害が各都市へと次々と波及しないよう、
受け入れ国に対し警備要請を強めていくとみられる。
毎日新聞 2008年4月7日 10時49分
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