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聖火リレー 長野で警戒強まる
04月07日19時06分
北京オリンピックの聖火リレーに対し、チベット問題での中国政府の対応を批判する人たちが
各国で抗議行動を起こしていますが、聖火リレーは日本では今月26日に長野市を走ることに
なっていて、地元では警戒が強まっています。
北京オリンピックの聖火リレーは、日本では今月26日に長野市内を走り抜けることになっていて、
18.5キロのコースを80人のランナーが1人200メートルから300メートルずつ走り、聖火を
つなぎます。
善光寺をスタートし、10年前に開かれた長野オリンピックの会場のエムウェーブやビッグハット
など、オリンピックゆかりの施設を巡りながら市内の中心部を走ります。
野球の日本代表の星野仙一監督やタレントの萩本欽一さん、それに長野オリンピックで銅メダルに
輝いたスピードスケートの岡崎朋美選手や卓球の福原愛選手なども走ることになっていて、
80人のランナーのうち、39人は公募で選ばれた市民ランナーです。
聖火リレーを主催する長野市の実行委員会では、ランナーのユニフォームを用意したり、
コースを下見するなどの準備を進めていますが、チベット問題を受け、中国政府の対応を
批判する人たちが各地で抗議行動を起こしていることから、その対応にも追われています。
実行委員会では、複数の民間の警備会社に委託するとともに、ボランティアのスタッフ1200人を
動員し、警察とともにコースの警備に当たることにしていますが、不測の事態に備えて、今後
ボランティアのスタッフを対象に研修会を開き、対応などについて指導するということです。
実行委員会の篠原邦彦事務局長は「長野市でも抗議集会を検討している団体があるという
情報もあり、今後、県警と相談しながら警備体制の強化も検討していきたい」と話しています。