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“五輪 妨害すべきでない”
4月7日 7時19分
チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世は声明を発表し、「チベット人が北京オリンピックを
妨害するべきでない」として、聖火リレーを妨害するような抗議活動の自制を呼びかけました。
ダライ・ラマ14世は、チベット亡命政府が置かれるインド北部ダラムサラの寺院で6日、
「すべてのチベット人への声明」と題したメッセージを読み上げました。
この中でダライ・ラマ14世は、まず、「チベット人が自由を獲得するために努力するのは正当な
権利だが、オリンピックを妨害するべきでない」と述べ、聖火リレーやオリンピックを妨害するような
抗議活動の自制を呼びかけました。
また、中国のチベット自治区で起きた一連の暴動について、「間接的にでも暴力と受け止められる
行為にかかわるべきでない。中国の人たちが憎しみを持つような行為は徒労であり、意味がない」
と述べ、あくまで非暴力の考えを貫くよう求めました。
そのうえで、ダライ・ラマ14世は「中国政府がチベットでの弾圧をやめ、武装した治安部隊の
撤退を実現させた場合、チベット人によるすべての抗議活動をやめるよう呼びかけたい」として、
多くの犠牲者を出すまで深刻化した事態を一刻も早く収拾させたい考えを示しました。
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