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米 中国に抗議の７人を拘束
4月8日 12時13分
北京オリンピックの聖火リレーを妨害する動きが相次ぐなか、次のリレーの開催地となっている
アメリカのサンフランシスコでは、チベットでの中国政府の対応に抗議する人権団体の７人が
観光名所のゴールデンゲートブリッジによじ登るなどして警察に拘束されました。
７日午前、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジにヘルメットをかぶった３人が高さ
４５メートルほどよじ登り、橋をつるケーブルに「チベットに自由を」などと書いた横断幕を
広げました。
３人はニューヨークに本部を置くチベットでの人権を擁護する団体のメンバーで、団体の
事務所では「チベットで人権を無視する中国政府がオリンピックを開催することに反対するため
行った」と話しています。
橋のケーブルに登ることは法律で禁止されており、警察は、アメリカ人やカナダ人の男女
あわせて７人の身柄を拘束し、公共の秩序を乱した疑いなどで事情を聞いています。
サンフランシスコでは、９日に聖火リレーが行われますが、地元の市民団体がスーダンの
ダルフール問題での中国の対応も批判して抗議活動を予定しており、ロンドン、パリに続いて、
聖火リレーは妨害や激しい抗議行動による混乱が予想されます。
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