08/04/07 21:11:00 lq8JE/DX
米空母ジョージ・ワシントン、7日に横須賀へ向け出航
2008.4.7 17:15
【ノーフォーク(米バージニア州)=有元隆志】米原子力空母ジョージ・ワシントンが7日、
米海軍横須賀基地(神奈川県)に向け、ノーフォーク海軍基地(バージニア州)を出航する。
同空母は8月に横須賀基地に到着する予定で、同基地は、日本で初めて米原子力空母の“母港”となる。
ジョージ・ワシントンは在来型の空母キティホークの後継。米海軍では中東からインド洋など
「不安定の弧」と呼ばれる地域や、中国の軍事力強化、朝鮮半島情勢に対処するためにも、
「能力を有する艦船を前方展開させる必要が増している」として、原子力空母の配備が必要と説明している。
ジョージ・ワシントンは南米での訓練に参加した後、日本に向かう。ダイコフ艦長は横須賀行きに
備え、努力を積み重ねてきたと強調している。
原子力空母は、在来型より高速で長時間の航行が可能であり、運用の機動性が高まる。排煙に
よって飛行甲板に乱気流がおきる心配がないなど、運用面でのメリットが大きい。しかも、在来型が
「空母の最も脆弱(ぜいじゃく)な瞬間」と言われる洋上給油を受けなければならないのに対し、
その必要がないなど安全性も向上する。
在来型に比べ、建造コストが高く、維持費もかかるが、冷戦後、地域紛争がおきる可能性が高まるなか、
機動性に優れる空母戦闘群の存在意義が増し、米軍では整備を進めている。太平洋地域に少なくとも
6つの機動部隊を配備することは、2006年2月の「4年ごとの国防計画見直し」(QDR)で打ち出された。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)