08/06/08 02:56:23 RpVrHugW
テレ朝による株取得で分かった朝日新聞のお家の事情 (2/2ページ)
「村山社主の決断、大変重く受け止めている。これによって朝日グループの経営が
安定する」と秋山社長は結んだ。
■対読売にらむ?
今回の関係強化はメディア戦略のうえでどのような狙いがあるのか-。
法政大学の須藤春夫教授(メディア論)は「新聞が限界産業になるなか、テレビの余力を
注入した形だ。新しいコンテンツづくりを目指すために、朝日グループの関係強化を図ったのだろう。
読売グループと競争していくなかで、新朝日グループとしての第一歩だと思われる」とみる。
また、朝日新聞OBのジャーナリスト、稲垣武さんも「とりわけ人件費が高い
朝日新聞社の経営は厳しい。昔ほどではないが、テレビ局は子会社の収入が
大きいのでテコ入れをしたのでは」と分析する。
今後、業務提携が進めば、双方にどのようなメリットがあるのか。
放送評論家の志賀信夫さんは「朝日新聞にとっては有力な宣伝媒体、
PRのうえで大きな効果がある。テレビ朝日にとっても報道面の強化につながるのでは」と話す。
一方、企業合併に詳しい経済評論家兼作家の荒和雄さんは「テレビ朝日の
朝日新聞株比率が高まれば、新聞の編集権をいかに守っていくかが
今後の課題になるだろう」と指摘している。
ソース:MSN産経ニュース 2008.6.6 22:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)