【運河いいとか】月山酋長研究第1弾【悪いとか】at KOREA
【運河いいとか】月山酋長研究第1弾【悪いとか】 - 暇つぶし2ch879:高千穂 ◆VyZKkSDatc
08/02/26 20:03:53 DJm/mJzL
■記者の目:「日韓新時代」=堀山明子(ソウル支局)

 韓国初の企業経営者出身の大統領、李明博(イミョンバク)政権が25日
発足した。歴代大統領が独立運動家、軍人、民主化闘士--と立場は
違うが時代精神を背負って理念を前面に出したのに比べ、李氏は実利主義を
モットーにする新しいタイプの指導者だ。日本の関心は高く、就任前から
与野党の訪韓団が相次ぎ、盧武鉉(ノムヒョン)政権時代に歴史摩擦で
険悪化した日韓関係の改善を李氏に訴えた。
 私も早期の改善を期待する。ただ、李政権発足で歴史問題がリセットされ、
対北朝鮮政策を巡る温度差が消滅するかのような勘違いは禁物だ。盧政権で
なぜ関係がこじれたかを見つめ、教訓にする必要がある。
 李氏は1月の記者会見で歴史問題について「日本に『謝罪しろ』『反省しろ』とは
言いたくない」と述べ、日本に対しては「(謝罪)要求しなくても、成熟した外交を
するだろう」と期待感を示した。
 謝罪しろと「言いたくない」と述べたのであって、「言わない」と宣言したわけでは
ない。「成熟した」関係との表現で日本側に善処も促している。韓国内の対日
世論が厳しくなれば、歴史批判が再燃する余地は残るということだ。
 日韓関係は韓国新政権発足時には「未来志向」を強調し、政権末期には歴史
摩擦で悪化するという波を繰り返してきた。金泳三(キムヨンサム)政権(93~
98年)は従軍慰安婦や竹島領有権問題で、金大中(キムデジュン)政権(98~
03年)も靖国参拝問題で後半は対日批判を強めた。盧政権(03~08年)は
日韓首脳会談(04年7月)で「任期中には公式に(歴史問題を)提起しない」と
述べたが、島根県竹島条例制定(05年3月)を機に「外交戦争」(盧大統領)に
突入し、首脳間のシャトル外交も日韓自由貿易協定(FTA)交渉も頓挫した。
 この波を「反日感情を政治利用した」と韓国だけに責任を押し付けると関係は
成熟しない。特派員として4年間、盧政権下の日韓関係悪化の経過を取材
しながら、日本政府の姿勢にも問題を感じた。

つづく



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