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“１０年ぶりの政権交代” 前職大統領ら、それぞれの思いは…
ＤＪ「庶民層を見守り、南北協力の増進を」
ＹＳ「私が支援したから…うまくいくだろう」
全斗煥「国政をうまく率いていくと期待」
盧前大統領「前政府と差別化せずに創造的な政策を」
李明博（イ・ミョンバク）大統領は１９８７年に大統領直選制の導入後、５番目に選出された
大統領で、今回、平和的に政権交代を成し遂げた。
２５日、李大統領の就任式には前職大統領４人が出席した。全斗煥（チョン・ドゥファン、写真右）、
金泳三（キム・ヨンサム、ＹＳ、写真中央）、金大中（キム・デジュン、ＤＪ、写真左）元大統領、
盧武鉉（ノ・ムヒョン）前大統領だ。微熱で入院中の盧泰愚（ノ・テウ）前大統領を除き、
生存している前職大統領が一堂に会した。
１０年ぶりの政権交代を迎え、前職大統領たち、特にＹＳとＤＪの感想は違った。悲しみと喜びが
交錯しているようだった。
昨年ハンナラ党の党内選挙時から李大統領を積極的に支援してきたＹＳは壇上に上り「うまく
いくことを願い、またうまくいくと信じている」と期待感を表した。それとともに「私が支援したから…」
と付け加えた。ＹＳは式場への入場に先立ち「今までの失われた１０年間で国民が多くのものを
失った。発展の機会も失い、過去に執着し、一方的な対北朝鮮関係で韓半島に緊張ばかり
高まった」と述べたと金基洙（キム・ギス）秘書室長が伝えた。
ＤＪはこれまで１０年間の対北朝鮮政策基調を継続するように要請した。崔炅煥（チェ・キョンファン）
公報秘書官は、ＤＪが就任式に先立ち「保守と革新間の平和的な政権交代により大統領に
就任したことを祝う」と述べながらも「これからは中小企業と庶民層を見守り、南北関係に
おいては和解と協力を進め、外交においては６カ国協議の成功に協力し、韓半島と世界平和に
寄与することを願う」と注文をつけたと明らかにした。