08/02/25 11:28:45 Pvp2qHMo
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就任式の李大統領「理念の時代を超え実用の時代へ」
李明博(イ・ミョンバク)大統領は25日午前、国会議事堂で国内外の貴賓や一般国民ら
5万人余りが見守る中で就任式に臨み、任期5年の第17代大統領に正式就任した。
経済再生と実用主義を掲げる李明博政府では、建国60年にわたり遂げてきた産業化と
民主化に次ぎ、先進化へともう一段階国力を飛躍させようという大々的な変化が予想される。
李大統領は同日零時をもち、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領から大統領としてのすべての
法的権限を引き継ぎ、軍統帥権者として合同参謀本部の指揮統制室の勤務状況を点検し、
南極の世宗基地の勤務者を激励することで業務を開始した。
李大統領は「先進化の道、ともに開いていきましょう」と題する就任の辞で、5大国政方向として、
仕える政府、経済発展と社会統合、文化暢達と科学発展、しっかりした安保と平和統一基盤の
造成、国際社会の責任ある一員としての人類共栄への貢献を掲げた。「大韓民国大統領として
新たな60年を始める初年の2008年を大韓民国の先進化元年として宣布する」と述べ、
産業化と民主化の結実を大切に育て、豊かさと配慮、品格溢れる国を目指し壮厳たる出発を
宣言するとした。この10年に時には挫折もあったが、これからは成就の喜びだけでなく失敗の
痛みまでも資産として再び始めるとし、「理念の時代」を超え「実用の時代」に進むべきだと
強調している。協力と調和に向けた実用精神で階層の葛藤(かっとう)を溶かし強硬な闘争を
解決していくと述べ、和合の中の前進を約束した。国民に対し、向こう60年の国運を左右する
分かれ道で歴史的な峠を乗り越えるため、さらに積極的に変化に乗り出してほしいと呼びかけ、
その方向は開放と自律、創意だとして大々的な革新を予告した。
経済再生に関しては、新成長の動力確保と雇用創出の必要性を指摘した。各種の規制の
不用な部分と、不必要な政府業務の民間移譲、公共部門の競争導入、税金の減免、
企業投資促進に向けた市場と制度的環境の改善、労使文化の自律的な改善、中小企業の
成長促進、自由貿易交渉を通じた国富拡大、農林水産業の競争力向上などを提示した。