08/08/07 10:14:51 OuRI/3kS
確かに古賀は7歳から15歳までを朝鮮で過ごしたが、朝鮮民謡が古賀メロディーの
ベースだというのはあまりにもソースが不足している。
1.当時の日本も朝鮮も、西洋風の7音階ではなく、5音階を使っていた
2.先に近代化した日本では、西洋音楽と伝統音楽の融合を図る際に、ヨナ抜き
と呼ばれる、短調でラシドミファ、長調でドレミソラを使う音階を作った、これが
演歌のメロディーのルーツ。これは日本の伝統的な5音階とも、朝鮮のそれとも
微妙に異なったもの
3.これが日韓併合時に朝鮮でも流行し、元々が5音階を使っていたこともあり、
急速に受容された。具体的には、長調では「きーてきいっせい新橋を~」の
「鉄道唱歌」、短調では「熱海の海岸~」の「金色夜叉」などがある
だから、韓国では70年代までヨナ抜き音階の歌謡曲は「倭色歌謡」と呼ばれ、よく
放送禁止になったりしてた。日本とは逆に、演歌によく見られるあの節回しは
日本から来たものだという認識が一般的だったのだ。