08/01/29 17:05:36 Yi+8HWbn
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●安全性と7代目カローラ
7代目カローラが開発中のころ、NHKスペシャルという番組で国産車の国内仕様
と輸出仕様の安全性の格差を告発する衝撃的な番組が放送された。番組では
アメリカ仕様と日本仕様の5代目カローラが一台ずつ用意された。その二台
を比較すると輸出仕様の方が何故か重いのである。両者のドアを電動グラインダー
で切断して内部を開き観察すると、輸出仕様車には側面衝突に対して効果を発揮する
サイドインパクトバーがついているのである。トヨタに限らず、国産車メーカー
では安全装備を取り付け可能なように設計しているのにも関わらず、国内向け
にはそれを取り付けないという行為が行われていたのだ。
・・・・中略・・・・
安全に対する関心が薄かった1960年代のモデルではなく1980年代の乗用車
とはとても思えない。これまではこのようなことが当たり前に行われていたのである。
1990年代に入ると日本では安全への意識が急速に上がったが、外国ではまだまだ
発展途上の国がある。現在でも例えば台湾仕様のカローラの廉価グレードにはエアバッグ
は装備されない。現地での価格はれっきとした高級車クラスの価格であるのにも関わらずである。