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韓国との協力で国際連盟動かす=「やったという気持ち」と協会幹部-ハンドボール
国際ハンドボール連盟が、五輪アジア予選のやり直しという前代未聞の決断を下した。
直接の契機は、クウェートに偏った審判の判定が物議を醸した今年9月の北京五輪
男子アジア予選の韓国-クウェート。38度のミスがあったとされるこの時の証拠ビデオを
国際連盟(IHF)加盟各国に送付するなどして、日韓両国がIHFを動かした。
アジア連盟主催大会での不公平な運営は、過去十数年繰り返されたという。
1995年アトランタ五輪アジア予選、98年広島アジア大会…。IHF提出資料では
9つの具体例を挙げている。
この間、日本協会はただ我慢していたわけではない。ことあるごとに「中東の笛」の
存在を訴えたが、問題は解決しなかった。周囲の理解を得るのは難しく、クウェート首長が
アジア連盟とアジア・オリンピック評議会(OCA)の会長を兼務、大きな権力を持つことも
障害になったようだ。
今回は韓国とタッグを組んだことが大きな力になり、これまで水面下で要人に働き掛けてきた
ことも功を奏した。「このままでは競技の発展に重大な悪影響を及ぼす」「五輪競技から外れる
恐れもある」そんな思いがようやく通じたと言える。
「ほっとしてはいけないが、やったという気持ち。正義は勝つんです」と日本協会の
蒲生晴明強化本部長は話した。
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