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ハンド予選で嫌がらせ?東京五輪不支持も
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国際オリンピック委員会(IOC)委員でもあるアジア・ハンドボール連盟(AHF)のアハマド会長は27日、
東京都が2016年夏季五輪開催に立候補していることにも絡めて「日本の行動には驚いている」と述べるなど、
北京五輪アジア予選のやり直しを開催する日本の姿勢を強く批判した。
再予選を拒否したAHFの主張は、韓国によるIHFへの提訴が正規の手続きから逸脱し、AHFの権利を侵害しているというもの。
中東地域に影響力を持つ同会長は「日本はこれまで常にルールを尊重してきた。
しかし、違法な大会を支持する国を、今後どうして信用できるだろう」と語り、五輪招致では東京不支持に回ることを示唆した。
AHFは、韓国側の提訴がルール上の期限を過ぎていた上に、主体がハンドボール協会でなく韓国オリンピック委員会(KOC)だったことなどを問題視している。
これに対し、日本オリンピック委員会(JOC)の遅塚研一専務理事は「嫌がらせとしか聞こえない。
東京都の五輪招致にマイナスだとは思わない」と述べた。
東京五輪招致委員会副会長を務めるJOCの竹田恒和会長は「IHFが一生懸命努力しているので推移を見守りたい」とした。