08/11/01 22:40:28 cKZlOK0o
『お茶をどうぞアル』
「兄様、兄様、今日はウヨが遊びに来るアル。」
「ほう、ウヨが来るか。ちょうど昨日、稀代の銘茶が手に入ったから出してやろう。まあウヨ如きに茶の味など分かるまいが、宗主が安物を出すのも考え物アル。」
程なくしてウヨ君がやってきたので、チューゴ君はお菓子とお茶を出してやりました・・・ただしウヨ君はお菓子には手を出しませんでしたが。
「う~ん、これは美味しいお茶ですね。」
ウヨ君にお茶が分かるはずが無いと思っていたチューゴ君は驚いて聞き返しました。
「ほう、これは黄茶の君山銀針アル。汝にも良さが分かるか。風味といい香りといい最高であろう。」
しかしウヨ君の答えは期待はずれでした。
「ええ、ちょうどいい温度です。」
中国の笑話から。