08/08/12 17:54:18 Yn7TD0FK
完全無欠箱入り娘なニホンちゃんは、家はお金持ちで、勉強はできるし、運動はそれなりにこなすので、おおよそ弱点というものがありません。
そんな女の子がお隣りさんだと、いつも比べられて、カンコ君の立場というものがありません。
たとえカンコ君なんか全然気にもされてないという峻厳たる現実でも、体面上、ウリナラはチョッパリに克たなくてはなりません。
「アイゴー、どうやったらニホンに勝てるニダ」
プールサイドでカンコ君はぼやいていました。
ニホンちゃんはプールで元気よく泳いでいます。
あまりにも泳ぎが上手なので、カンコ君には水泳ですら勝てる気がしません。
「どうしたニカ、マイブラジャー」
「キッチョム兄」
じつは斯く斯く然々とカンコ君が打ち明けると、そんなの簡単ニダとキッチョム君はいいました。
キッチョム君は泳ぎ終わってプールサイドに座っていたニホンちゃんに忍び寄ると、人差し指をニホンちゃんのうなじから尾骨のあたりまでつつぃーっとなぞりました。
「ひぁぁああああ!」
ニホンちゃんは驚いてへたりこんでしまいました。
お胸は両腕でガードできますが、背中は無防備です。
「ニホンの弱点は裏ニホンですニダ」
「ウリもやるニダ~♪」
キッチョム君とカンコ君は、ニホンちゃんがぐうの音もでなくなるまで背中をさんざん弄り倒したのでした。
「ふぇぇ~~~~~ん(泣 」
おわり