連続ドラマ小説「ニホンちゃん」34クール目at KOREA連続ドラマ小説「ニホンちゃん」34クール目 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト600:T90 08/08/03 22:48:45 USe+J7y9 怒り心頭のニホンちゃんのその姿は真に"鬼(オーガ)"。 暴力とは最も縁遠いと思われていた、大人しいあのニホンちゃんが、今真に一体の"鬼女"と化していました。 「何あ゙の゙記事はぁ~!!!」 マイちゃんは自己記録を幾重にも塗り替える速度で疾走します。足を止めてはならない、と本能が命じます。背後に迫る追跡者の形相には牙が見え隠れするようです。 走り続けるマイちゃんに"廊下を走るな"といった注意を投げかける者はいても、味方はいません。 しかしようやく、廊下反対側から歩いてくる共犯^H^H盟友の姿を認め、マイちゃんは少し意気を持ち直しました。 「ちょっとオージー!手を貸しなさい!!」 「は?……わーーー!?」 オージー君が反対側から走ってくるマイちゃんの姿を認めたのは少々遅かったようです。 ドップラー効果を伴って変調するマイちゃんの声が耳に届いた頃には、オージー君は高速ですれ違うマイちゃんの突風に煽られ、よろめいてしまいました。 そして次の瞬間には、地響きを上げてマイちゃんを追う鬼女が目前に迫ってたのです。 ガシッ! オージー君はモロにラリアットを食らい、もんどりうって廊下を数メートル転げた挙句、廊下の隅のゴミ箱に突っ込みました。 「役立たず!」 盟友を気遣うこともなく、マイちゃんはその失態を罵ります。 「マ゙ァァイ゙ィィィ~!!!」 「ひぃい!!」 泣きながら疾走するマイちゃんに今度こそ光明が現れました。アサヒちゃん、ヨミちゃんら、同じ新聞部のメンバーが登校してきたのです。 彼等なら、メディアに暴力で抗議する(?) 鬼女の愚行を許すハズはありません。 きっと自分を助けてくれる…と思ったその正義の使徒達は、回れ右をしてマイちゃんの先を行くように遁走を始めました。 「ちょっとあんた達ぃ!助けなさいよ!!」 必死に鬼女から逃げるマイちゃんは、すぐに先行して逃走する新聞部員達に追いついて絶叫しました。逃げ足の速さは新聞部員の必須条件のようです。 「お゙ま゙ーえ゙ら゙ー!!」 鬼女は、鉤爪を供えていそうな両の手をワキワキさせ、徐々に距離を詰めてきます。 普段さんざんニホンちゃんをいじって玩具にしているアサヒちゃんもビックリな暴走振りです。 「あれニホンちゃん!? マイ、あんた一体何したの!?」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch