07/11/25 01:17:37 XS2CLGWD
『風船ガムで行こう!』
「ねぇ、ウヨ。よく見ていてね」
銀色の紙をむくと、二ホンちゃんはウヨ君に貰ったガムを
2,3枚まとめて口に放り込み、しばらく噛んでから思い切りふくらませました。
「うわぁ、お姉ちゃんすごいや」
ウヨ君がはらはら見つめる中風船は何処までも大きくなり、
やがて、ぱん、と破裂しました。
おかげでウヨ君と二ホンちゃんの顔はガムでべとべとです。
「HAHA,ボクはお前達みたいなドジはしないZE」
アメリー君は、ラスカちゃんのガムをありったけ巻き上げ、
ついでに他の子からもガムを貰って全部口に放り込み、
ぐちゃぐちゃと思い切り噛んでから、力を込めてふくらませました。
「お兄様のする事だから、大丈夫よね?」
ラスかちゃんがはらはら見つめる中、
風船はぐんぐんと大きくなり、アメリー君の身体より大きくなったところで、
ぼん、と破裂しました。
ラスカちゃんとアメリー君の顔はガムでべとべと。
おまけに二ホンちゃんや他のこのところまで、かすが飛んできました。
「フフフ。貴様らには任せておけんアルな」
アメリー君に負けじと、チュウゴ君はみんなからガムを貰い、
全部まとめて口に放り込みました。
ぐちゃぐちゃと、何時までも噛んでから、
チュウゴ君は思い切り脹らませてゆきました。
風船はみんながどきどき見守る中、どんどん大きくなりました。
おやおや、チュウゴ君は何処まで大きくする積もりでしょうか?
それはどうやら、風船任せのようですね。