07/12/22 16:21:52 iA4f24Do
日ノ本家の玄関で
まるで門番のようにアサヒちゃん、
今日も二ホンちゃんの家の玄関で出入りのチェックにいそしみます。
「あらあ、モンゴル君。―私、聞いたよ。
サクラの家の紙相撲大会さぼって、自宅でシューキューデッキ弄っていたって?
そういうの、どうかと思うなあ。
だってそうでしょ? あなた、日ノ本家の紙相撲チャンピオンなんだから。
それでこの家に何の用? どうしたの。それじゃ私が虐めたみたいじゃないの」
「ねえ、さくら。どこへ行くの?
宿題終わった? みんなと遊ぶ約束があるって、そんなの言い訳にならないわ。
はぁ、行かないとこれからポジション的にきつくなるから?
なによ、その顔。私と我慢比べのにらめっこでもする気なの?
私が諦めるまで、来年まででも続けてやるって? がんばるね。
でも、そんなの卑怯だし、早くギブアップしてね」
「あら、お父さん。ああ、にらめっこしているさくらなんか、無視して良いわ。
そう、チュウゴくんの所へ行くんだね?
宜しく言って置いてよ、お願い。もう、寂しい思いはさせないから、ね?」
「きゃあ、チュウゴくん。
なになに、ここの家に用事? ああ、遊びに来たんだ。
うわあ、なにその格好いいバット、すごーい!
ああ、そこに座っているさくらは気にしないで良いよ。
好きなだけ居て良いんだからね、私が許可してあげるから」