07/09/27 10:10:47 hvroXLz0
歴史についてのお話。
有名な「慶安の御触書」も最近は教科書から姿を消しています。
それは、史料を分析した結果、
慶安年間に出されたものではないことがわかったからです。
このように、新史料の発見や、新解釈が吟味され、
多くの史学者から、承認され歴史教科書は書き換えられていくのです。
だから、教科書を暗記することは、歴史学においてはあまり意味がありません。
歴史学者の書いた書物もあくまで史料分析の参考に過ぎません。
絶対的な歴史というものは存在しません。
だから、重要なのは、史料を分析することです。
史料とは歴史を分析するためのあらゆるモノのことを言います。
なかでも、その当時の史料である一次史料に価値をおきます。
そして、その史料が本当に信憑性があるものか史料批判し、
おかしなところが無いか分析することが重要です。
このように、古典物理学が、
観測や実験などを繰り返すことによって現代物理学に進歩したように、
歴史も日々、進歩しているのです。
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ