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国際環境保護団体グリーンピース・ジャパンは、本日早朝、明治製菓大阪工場(大阪府高槻市)を訪れ、
工場のゲート前で、「そのチョコMatta! 遺伝子組み換えを使わないで」と書かれた
明治チョコレートの包装紙に似たデザインのチラシを、出勤前の工場で働く社員に配布し、
遺伝子組み換えの現状を訴えるため、工場長に面会を求めた。
グリーンピースは、チョコレートのトップメーカーである明治製菓に対して、
遺伝子組み換え大豆由来のレシチン(添加物)を原料に使用しないチョコレートを作ってもらおうと2007年2月から、
働きかけをから続けている。
グリーンピースはこれまで、明治製菓の東京本社、埼玉県にある関東工場、静岡県の東海工場、
そして大阪工場などを訪れ、約7万枚のチラシを他の消費者団体と共に全国に配布している。
また、インターネットや遺伝子組み換えセミナーや講演会などを通じて集めた
「遺伝子組み換え原料を使わないで! 」との一般消費者からのメッセージの受け渡しを求めているが、
明治製菓は受け取りを拒否している。
この日、グリーンピースの明治製菓大阪工場の工場長への面会は同工場からの拒否にあい実現しなかった。
「生産現場の担当者との話しが出来なかったのは非常に残念」と、
グリーンピース・ジャパン遺伝子組み換え問題担当の棚橋さちよは語り、
「明治製菓は『遺伝子組み換えでない原料の調達は難しい』と主張し続けているが、
食品の問題はときには人の命にも関わり、何かが起きては遅い。
遺伝子組み換え原料を使用している場合、添加物・レシチンは記載の義務がないため、
ラベルを見ても分らず、消費者が知る機会のないまま遺伝子組み換え原料を使った食品を購入している」と続けた。
グリーンピース・ジャパン
URLリンク(www.greenpeace.or.jp)