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ここまで違う歴史書の女性観~中国「ヒトブタ」 朝鮮「女は卑なるもの」 日本「女性天皇」
スレリンク(asia板)
【大和に想う】ここまで違う歴史書の女性観 八木荘司
■ひどい女性蔑視
中国や朝鮮の歴史書と古事記、日本書紀を読みくらべてみるならば、いろいろな違いがみえてきて興味が
つきないものですが、きわだっているのは歴史家の女性観ですね。
たとえば『史記』を著した司馬遷(しばせん)は漢の高祖(こうそ)、劉邦(りゅうほう)の妻、呂后(りょこう)が
夫の死後、夫が生前に寵愛(ちょうあい)していた側室の戚(せき)夫人に報復するもようをつぎのように
書いています。
「太后(呂后)は戚夫人の手足を切り、目を抜き、耳を焼き、声がでなくなる毒薬(●薬(いんやく))を飲ませ、
便所(廁室(そくしつ))にとじこめて、これをヒトブタと名づけた」
これが事実であったかどうかはともかく、女はときにこういうことをやるもんだという抜きがたい意識が、
中国の歴史家のなかにあるようです。
では、朝鮮の歴史書はどうか。『三国史記』の編集を指揮した金富軾(きんふしき)は、新羅(しらぎ)のはじめ
ての女王、善徳王(ぜんとくおう)が西暦647年に死去したあとの感想を述べて、およそ次のように記しています。
「男は尊くて女は卑なるものである。どうして老婆が閨房(けいぼう)から出て、国家の政治を裁断することが
ゆるされようか。国が滅びなかったのは幸いである。『書経(しょきょう)』では、牝鶏(めんどり)が時を告げると
いっているが、戒めとすべきであろう」
なんともひどい話ですね。男尊女卑の中国思想一辺倒で、朝鮮民族の独自の価値観を失ってしまっている
から、こういうことになるのです。
■夫人同伴で戦場に
で、日本書紀をみてみましょう。はじめての女性天皇とされる推古天皇にしても、あるいは天武天皇の皇后
だった持統天皇にしても、まずは穏当なバランス感覚にすぐれた政治姿勢がきっちりと記録されています。
皇祖に天照大神をいただく国ですから、当然といえば当然ですが、日本では女性の地位は格段に高いんですね。
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