■ハングル板の本棚■第14書架at KOREA
■ハングル板の本棚■第14書架 - 暇つぶし2ch250:マンセー名無しさん
07/09/18 09:20:40 7xkg5aPR
近刊
【夜の時代に語るべきこと】
徐京植(著) 毎日新聞社 2007/10

この暗い時代に、日本と韓国のはざまにあって、歴史と人間を闇から照らす想像力の光芒。
驚きと錯覚にみちた珠玉のエッセイ集。

251:マンセー名無しさん
07/09/18 11:54:10 7xkg5aPR
近刊
【韓国思想のルーツをたどる】
金教斌(著) 金明順(訳) 日本評論社 10月中旬

韓国に哲学があるのか。
教え子の質問に衝撃を受けた著者が構想10年、誰もが予備知識なしに読める韓国伝統
哲学の入門書。

252:マンセー名無しさん
07/09/18 11:57:45 npGB7IBx
>>251

>衝撃を受けた著者が構想10年

あったけど誰もまとめてなかった? 無いので作った?

253:マンセー名無しさん
07/09/19 02:02:33 MuGwAHrk
哲学的思惟を全く持たぬ国や民族ってのは有り得ないだろうし、
半島でかつて盛んだった仏教や朱子学の性質から考えても、
あると言えばあったんじゃないの?
その独自性や思想的価値についての評価はよく知りませんけどね。

ただ、哲学という独立した学問分野は西洋固有のものらしくて、
西洋に劣らぬ高度な哲学的思惟を展開したインドにさえも
哲学にピッタリ相当する言葉はなかったそうで、
そういう意味で西洋以外には哲学はなかったという意見もあるんだとか聞いた。

254:OrcishSerjeant
07/09/19 07:22:18 shdrk9ec
韓国とは1個の哲学であると言う本があったはず
あと仏教は弾圧のせいであまり広まってない
精力が付く食事多いじゃん

255:マンセー名無しさん
07/09/19 09:53:17 vpuAnONQ
「韓国伝統哲学」って書いてあるから、おそらく朝鮮儒学なんだろうね。

256:マンセー名無しさん
07/09/19 12:46:10 vpuAnONQ
山野車輪氏の日記です。
増刷おめでとうございます。
---

■ 2007/9/18 今日のぐだぐだ

最近だらだらしてます。刺激のない人生送ってます。

「マンガ嫌韓流3」は増刷したそうな。さっき久しぶりに編集氏と連絡してみた。

次作は何か色々と外堀は埋まってきているぽい。執筆内容も結構固まってきているよ。
とりあえず変な本になることは間違いない。

257:マンセー名無しさん
07/09/19 13:11:36 vpuAnONQ
近刊
【外国人・民族的マイノリティ人権白書】
外国人人権法連絡会(編) 明石書店 2007/09/25

わが国を訪れる外国人が急増する一方、外国人への差別や偏見に基づくトラブルは跡
を絶たない。
問われているのは、われわれの未熟な人権意識である。
本書は、さまざまな事例をもとに、わが国で暮らす民族的マイノリティに対する人権侵害
を明らかにする。

■内容

はじめに (丹羽雅雄)
第1章 清算されない植民地主義
 1 ウトロ立ち退き問題 (斎藤正樹)
 2 無年金の高齢者と障害者 (田中宏)
 3 拉致・ミサイル・核実験報道後の「在日叩き」 (江頭節子)
 4 「嫌韓流」と在日コリアン (板垣竜太)
 5 戦後補償裁判リスト (新谷ちか子)
第2章 加速する排外主義・人種主義
 1 「外国人」に対する職務質問と治安政策 (高谷幸)
 2 アフリカ系アメリカ人に対する入店拒否 (普門大輔)
 3 大阪入居差別訴訟 (康由美)
 4 仙台バス乗車拒否事件 (北見淑之)
 5 ゼノフォビア・東京オリンピック (佐藤信行)

258:マンセー名無しさん
07/09/19 13:12:09 vpuAnONQ
>>257 の続き)

第3章 「労働力導入」と「選別・分断・管理」
 1 転換期を迎えた外国人労働者受け入れ政策 (鈴木江理子)
 2 「テロ対策」と人権 (旗手明)
 3 フィリピンからの労働者受け入れ (藤本伸樹)
 4 外国人研修・技能実習制度 (旗手明)
 5 難民認定制度とその実態(関 聡介)
 6 「扉の向こう側の真実」 ― 入管収容の現状 (佐藤直子)
 7 在留特別許可 (児玉晃一)
第4章 移住女性への暴力
 1 人身取引 (吉田容子)
 2 移住女性への家庭内暴力(DV) (大下富佐江)
 3 DV被害女性の逮捕事件 (東海林路得子)
第5章 子どもたちの「教育への権利」
 1 「愛国心通信表」と教育基本法 (李博盛)
 2 不就学の子どもたち( 小島祥美)
 3 民族学級の子どもたち (金光敏)
 4 枝川朝鮮学校取り壊し裁判 (金舜植)
 5 外国人学校・民族学校の制度的保障 (師岡康子)
第6章 「国民国家」という虚構
 1 出生による国籍取得 (張學錬)
 2 外国人の司法参画 (吉井正明)
 3 外国籍住民の地方参政権 (佐藤信行)
 4 中国残留日本人 (草加道常)
 5 在日インドシナ難民 (金宣吉)
第7章 人権と反差別の法制度に向けて
 1 人権擁護法案と国内人権機関 (山崎公士)
 2 国連特別報告者による日本報告書と日本政府 (小笠原純恵)
 3 外国人人権基本法制への提言 (渡辺英俊)

259:マンセー名無しさん
07/09/19 15:22:11 Q1xHpAwC
>>257
わが国を訪れる外国人が急増する一方、外国人への差別や偏見に基づくトラブルは跡
を絶たない。 問われているのは、われわれの未熟な人権意識である。

外国人と日本人の間にトラブルがあると、無条件に日本人が悪いと決めつける。
凄い日本人差別だな。

260:マンセー名無しさん
07/09/19 20:16:39 DLM8pAz8
現代コリア10月号の目次から

南北レーダー
 〔南〕自由民主主義国の政府が言論改革をする不思議
 〔南〕サブプライム・テロ
 〔北〕水害の打撃深刻

焦点・論点
 拉致解決は日米交渉で 佐藤勝巳

さらに不確実さ増す大統領選挙 洪●(螢の下の虫の部分が火になってる漢字
それでも後まわしにされる? 核の放棄 名村隆寛
韓国が描く核問題の「出口戦略」 五味洋治
引き潮のときは拠点が必要 平沼赳夫/松原仁/佐藤勝巳
映画「パッチギ LOVE&PEACE」の欺瞞を切る 佐藤勝巳
韓国で人気がないサムスン 林廣茂

〈連載〉
 アメリカはどう動くか(27) 島田洋一
 冬扇房閑話(35) 一路邁進 田中明
 韓国メディアウォッチング(66) 野平俊水
 ネットで透る北朝鮮(21)  ―北のIT産業を支える北帰者たち ウラジミール
 親日と愛国―『尹致昊日記』抄(31) 木下隆男
 救出運動の現場から(1) 平田隆太郎
 チェク・本・Book 三橋貴明著 『本当はヤバイ!韓国経済―迫り来る通貨危機再来の恐怖』 評者 野副伸一

編集後記

261:○
07/09/20 01:16:36 avO3xarS
>>253

 すれ違いですが、その辺は「哲学」の定義によるでしょうね。
 昨今の「哲学」なんて、それ単体としてはおよそ意味の無い学問に成り下がってるし。
 SF小説の方が遥かに存在価値有りますよ。
 佐々木毅だったかが言ってましたが、現代の哲学は他の学問(例えば物理学や数学)を学んだ人がやらないと、ろくな物になりません。
 古代ギリシアの自然哲学や仏教哲学(中観思想とか)何かは凄く面白いんですけどね。

262:マンセー名無しさん
07/09/21 01:33:29 s6p81wFQ
>>181の高寛敏(元朝鮮大学校教授・前大阪経済法科大学教授)の著作は、
この人物のこれまでの研究(自称)のダイジェスト版。
高の著作はいつも研究史を大雑把に整理して一見中立を装いつつ、
自説を展開する段になって史料に拠らずにおなじみの朝鮮人の妄想歴史観を記すという内容。

>>198の仲尾宏は>>257に出てくる田中宏(龍谷大教授)や、拉致家族を嘲笑した中塚明(奈良女子大学名誉教授)、
更に朴一(笑)などの仲間。本の内容は「朝鮮通信使は朝鮮の先進文化を日本に伝えた」だの「善隣友好の使節」だのという
ありがちな通信使礼賛を繰り返すのみ。「今日的意義」も要するに日本は朝鮮に謝罪し続けて仲良くしてもらえ、というだけ。
去年も明石書店から同内容の著作を出している。

いずれも日本に対する朝鮮の優位性を主張することに主眼が置かれた著作で、読む価値なし。

263:マンセー名無しさん
07/09/21 03:38:01 T6A87bib
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)

  現代コリア:財政難で廃刊へ めぐみさん拉致初めて伝える

朝鮮半島情勢などを扱っている雑誌「現代コリア」(年間10回発行)が、財政難などを理
由に廃刊することになった。半世紀近く在日韓国・朝鮮人の人権などを含めて朝鮮問題
研究をリードし、横田めぐみさんの拉致を初めて伝えた雑誌だ。編集発行人の佐藤勝巳
さん(78)は「拉致問題を通じ朝鮮問題が知られるようになり、歴史的な役割は終えた」と
話している。

現代コリアは、61年11月に「朝鮮研究」として創刊された。60年代後半から70年代は、
在日韓国・朝鮮人の人権問題がテーマで、84年に現代コリアに改称、朝鮮半島問題を
専門に扱ってきた。めぐみさん拉致を伝えたのは、一般紙が97年2月に報じるより前の
96年10月号。韓国に亡命した元工作員の話として、13歳の少女が日本の海岸から拉
致されたことを紹介した。その後、特徴から少女がめぐみさんと判明。被害者家族会の
結成につながった。

雑誌は、大学の研究者やジャーナリストらが原稿料なしで執筆。経費は印刷代や発行母
体の「現代コリア研究所」の事務所の家賃などだったが、70年ごろの最盛時に約1300
部あった部数は年々減少、現在は600部まで落ち込んだ。

264:マンセー名無しさん
07/09/21 04:18:19 1m+M3KOg
>>263

>現在は600部

それを買い続けているuriは病気か。

265:マンセー名無しさん
07/09/21 05:03:06 T6A87bib
>>264
んなこたない。

「少数派だからオカシイ」って事はないでしょう。

266:マンセー名無しさん
07/09/21 05:09:01 1m+M3KOg
いや、どう考えても、平日のこんな時間に(ry

267:マンセー名無しさん
07/09/21 12:08:00 xub9Wgaw
「現代コリア」が休刊
URLリンク(www.sankei.co.jp)

産経にも出てるな

268:マンセー名無しさん
07/09/21 14:06:42 +8ZT/O+k
韓国板以外でも、半島関係の本を紹介している2chのスレって、どこかご存知ないですか?


269:マンセー名無しさん
07/09/21 18:23:16 T6A87bib
近刊
【韓国プロテスタントの南北統一の思想と運動 ― 国家と宗教の間で】
李鎔哲(著) 社会評論社 2007/09/25

80年代の韓国にあって、既存の政治秩序の批判的変革をめざし、対話と寛容をもって
南北の平和的統一を図ろうとしたプロテスタントの運動。
80年代の「政教間対立」から市民社会における合意形成の試みは、80年代末以降の
政府の対北朝鮮政策を転換させた。
80年代を中心にした考察。

■著者紹介
1958年韓国春川に生まれる。高麗大学政治外交学科および同大学院卒業、早稲田大
学大学院政治学研究科で博士号取得。政治思想、韓国・北朝鮮政治専攻。現在、高麗
大学アジア問題研究所、早稲田大学アジア研究機構の責任研究員、非常勤講師。

270:マンセー名無しさん
07/09/21 18:31:50 T6A87bib
近刊
【オレの心は負けてない ― 在日朝鮮人「慰安婦」宋神道のたたかい】
在日の慰安婦裁判を支える会(編) 樹花舎 2007/09/30

日本にいる「慰安婦」でただひとり裁判を起こし、2003年敗訴が確定した宋神道。
その10年に及ぶ裁判闘争の記録。

271:マンセー名無しさん
07/09/22 11:27:06 6ZTEAItK
■ニンニク臭を漂わせながら尾行する人間の正体とは!

オペレーショナル・インテリジェンス―意思決定のための作戦情報理論(著者:松村劭)
第3章 五感を駆使し集める-情報資料の収集 より一部引用
事例14 初代万景峰号を視察

筆者が韓国文化弘報館や韓国大使館に時々招かれるようになると、朝鮮総連は
筆者は何者なのかと追跡を始めました。当時、筆者は神奈川県の長津田に住んで
おり、田園都市線を使って六本木の防衛庁に通っていました。
ところが毎朝、電車に乗ると筆者の周辺で 「ニンニク」 の臭いがします。
そこで周りの人たちの顔を記憶するように努めました。また、電車の乗り口を
なにげなく変えてみたのですが、 「ニンニク」 の臭いは無くなりませんでした。
三日ほどして、臭いの発信源の人物を特定できました。そこで情報保全の担当者と
打ち合わせて、六本木駅の手前の広尾駅で発車直前に突然降りてみました。
するとその男も慌てて飛び降りてきました。そこで筆者は男を呼び止めて
「尾行、ご苦労さん」と冷やかしました。彼は戸惑ってすごすごと広尾駅を降りた
のですが、今度は我が方の尾行の番です。後で報告を聞くと千代田区の朝鮮総
連中央本部に入ったとのことでした。

272:マンセー名無しさん
07/09/22 16:41:11 2msahOIr
URLリンク(news.naver.com)

  張勲(張本勲)自叙伝 『日本に勝った韓国人』発刊

1980年5月28日。在日韓国人の張勳(チャン・フン)が打席に立った。ピッチャーは変化球
を投げて凡打を誘った。だが、張勳は早い球を待った。そして投手の手から離れた球。張
勳は無意識的にバットを振り回した。手先に伝わった感覚。打球はライトフェンスを超えて
2ランホームランとなった。このホームランで張勳は、不滅の3,000本安打を達成すること
となる。日本プロ野球史の金字塔を、在日韓国人の張勳が立てたのである。

張勳の人生は、苦難と忍耐の連続だった。中学校のころには「朝鮮人」と後ろ指をさされ、
高校では在日韓国人だったためにしばらく試合に出ることが出来なかった。競技場に出て
も、壁に書かれた「張勳を殺せ」という落書きを見なければならなかった。鬱憤と怒りをバッ
トに込めた。彼は「私が打つホームランとヒットは、誇らしい我ら朝鮮同胞たちを差別する、
卑劣な日本人に対しての冷ややかな復讐だ」と語った。

張勳(67歳)が自叙伝の『日本に勝った韓国人』を発行した。日本のプロ野球を熱くした、
彼の神話と野球、人生をドラマチックに描き出している。

張勳は23年間選手生活をした。彼が野球を始めたのは貧乏のため。「プロ野球選手たち
が湯気の立つ鍋で肉をつまみ食いしたり、卵を3~4個コツコツ割って食べるのを見て、呆
然とした」「美味しい物をたくさん食べたかった」は、そのころの生存がかかった死闘だった。
張勳の両親は故郷が韓国だったが、第二次世界大戦中に日本に行き、張勳を生んだ。貧
乏と妬みのなかで、野球は唯一の希望だった。怒りと鬱憤を蹴散らすことの出来る解放口
だった。小学校5年生のころに初めて野球に出会い、それ以降、野球の魅力にひかれた。

『日本に勝った韓国人』は、野球少年の夢と現実、新人王と首位打者になるまでの苦難、
名門ジャイアンツ入団、3,000本安打の記録など、幼少時代に火傷をして右手に障害を持っ
ている人間が、どのように苦痛と絶望を乗り越えて進んでいったのかを感動的に見せる。
(244ページ、1万ウォン)

273:マンセー名無しさん
07/09/22 17:03:38 2msahOIr
最近、伊東順子(著)『もう日本を気にしなくなった韓国人』が話題になりましたけど、中央
日報が実施した世論調査のなかに「国家のイメージについて」というのがあって、次のよ
うになってますね。
---

URLリンク(japanese.joins.com)

最も好きな国: 1位 米国16%  2位 豪州12%  3位 スイス11%

最も嫌いな国: 1位 日本38%  2位 米国14%  3位 中国14%

最も模範とすべき国: 1位 日本27%  2位米国18%  3位 スイス7%

経済的に協力するべきだと思う国: 1位 米国35%  2位 中国32%  3位 日本11%
---

今でもかなり気にしてるように見えますが…。

274:マンセー名無しさん
07/09/22 21:09:44 2msahOIr
URLリンク(news.joins.com)

  柳宗悦が朝鮮を愛したって? 定説覆す『ヤナギ・ムネヨシの二つの顔』

  『ヤナギ・ムネヨシの二つの顔』チョン・イルソン著、知識産業社、
  336ページ、1万5000ウォン

「朝鮮を愛した日本人」。ヤナギ・ムネヨシ(柳宗悦・1889~1961)の名前の前につく修飾語
の言葉だ。彼は日帝時代、我が民族側に止まった良心ある知識人の代表に数えられる。

彼は日帝の光化門撤去計画を批判、朝鮮芸術の美しさを礼賛したし、朝鮮民族美術館を
設立して朝鮮の優秀な芸術品を展示した。1984年、全斗換(チョン・ドファン)政権は、彼
が我が国の美術品文化財研究と保存に寄与した功労を認めて宝冠文化勳章を追叙した。

ヤナギはどうしてそのように朝鮮問題に深く関与しただろうか。彼の本心は果たして何だ
ったのだろうか。この本はそんな興味から始まる。そして、ヤナギに対するこれまでの評
価を根こそぎ覆す。著者の結論によれば、彼は3・1運動に対する日帝の武力鎮圧に傷を
受けた朝鮮民族の心をなぐさめようと考えた心理療法師と同時に植民地朝鮮統治の入れ
知恵師に過ぎない。

ヤナギが一般大衆に広く知られたのは3・1運動直後、読売新聞に寄稿した文「朝鮮人を
思う」を通じてだ。彼は「人間は愛の前に従順であるが、抑圧に対しては頑強である。日本
はいずれの道によって隣人に近づこうとするのであろう。平和を願うならどうして愚かなこ
とを繰り返して抑圧の道を選ぶのだろう」と言い、日本の武断政治を批判した。

275:マンセー名無しさん
07/09/22 21:10:25 2msahOIr
>>274 の続き)

しかし、彼は単純に日帝の統治方法だけ異見を提示しただけで、朝鮮の独立を支持して
はいなかった。これに対して著者は「ヤナギは日帝の植民統治の方法が武断統治で、い
わゆる文化統治に変える助けになった帝国主義の共犯」と主張した。また彼の文全体を
読んでみれば、我が民族を見下げる本音が現われる。「史家は朝鮮の国是を‘事大主義’
と言うか分からない。しかし、地理上経験しなければならなかった宿命は、私たちに深い
同情を催させる。…朝鮮の歴史は悲しい運命だった。彼らは抑圧を受けて3000年の歳月
を繰り返してきた。彼らは力もお金も望むだろう。しかし、虐待を受けてきた身は何より人
情がなつかしいのだ」。

ヤナギは帝国主義侵略とこれに抗する独立抗争をすべて批判する主張も広げた。1920
年雑誌「改造」に発表した「朝鮮の友に贈る書」からだ。「日本が刀でみなさんの肌を少し
でも傷つけることが絶対的罪悪であるように、みなさんも血を流す方法によって革命を起
こしてはいけない」と言った。著者はヤナギの「朝鮮芸術悲哀美論」に対しても辛辣な批
判の刀をつきつけた。ヤナギが私たちの芸術に「恨(ハン)の頚木(くびき)」をはめたとい
う主張だ。

1922年、ヤナギが「新潮」誌に寄稿した論文を見ればその主張にうなずける。「(朝鮮民は)
つらさと寂しさが全身に滲んでいる。心は常に芸術に向かっていたが、音には強い調子も、
色には楽しい光もない。感情にあふれて涙に充満する心だけがある。美も哀傷の美があ
るだけだ」。そしてヤナギは、私たちの芸術の特性である‘曲線’に対して「動搖する不安定
な心の象徴」と言い、紋を中に隠した象眼技法に対しては、頼って心を打ち明けるに値する
友がいない寂しさから生じたものだと解釈した。

著者は「ヤナギの朝鮮歴史解釈と朝鮮芸術に対する認識は、日帝が朝鮮侵略を正当化す
るために御用学者たちを動員して操作したいわゆる植民史観と脈を一にする」と言う。また
朝鮮芸術を礼賛する彼の本音は「日本式オリエンタリズム」から始まったと解釈する。もち
ろん、ヤナギの功績もある。1922年「改造」に寄稿した「失われんとする一朝鮮建築のため
に」を通じて光化門撤去反対世論を起こしたことなどだ。

276:マンセー名無しさん
07/09/22 21:12:37 2msahOIr
>>275 の続き)

記者出身である著者がヤナギに対する謎を解かなくてはいけないと思ったのは1982年、日
本の歴史教科書歪曲波紋の時と言う。その後20余年のあいだ、片手間に関連資料を集め
た。そして「ヤナギに対する誇張された評価は、自国の歴史美化に慣れた日本学者たちの
皇国史観にあふれた評価を根拠に下された推論に過ぎない」と結論を下した。
---

20世紀初頭の朝鮮は、当時の国際的な(あるいは欧米の)常識では「政治的な空白地帯」
ですからwww

277:マンセー名無しさん
07/09/23 17:56:41 zsqQEK5d
>>200 で紹介した本ですが、タイトルが変更されて出版されましたので、あらためて紹介
しますね。

なお、この本は『日本が嫌いな日本人へ』の復刻版だそうです。
---

【日本人ほど個性と創造力の豊かな国民はいない】
呉善花(著) PHP研究所 2007/09/20

  なぜ日本人は自国の強みと美点に目を向けようとしないのか? 
  韓国・済州島出身の“日本信徒”が「日本が嫌いな日本人」を叱咤激励!

著者の日本論・日本人論に対して、<あなたは日本の「いいところ」ばかりに注目して「悪
いところ」にあまり目を向けようとしない>という指摘が寄せられることがあるらしい。だが
著者が日本の「悪いところ」にさほど関心を抱かないのは、その種の「悪いところ」ならば
諸外国にいくらでもあるからで、逆に関心を抱くのは、諸外国ではまず見られない日本特
有の面であり、それらの多くが結果として「いいところ」なのだという。「いいところ」とは、著
者の実感に即して言えば、「美風」である。幕末・明治初期に日本を訪れた西洋人の多く
が注目したのも、日本特有の「美風」であった。

著者は、日本人はもっと自国の文化、伝統、思想に自信を持つべきだと主張する。さらに、
日本人ほど個性と創造力豊かな国民はいない、とも。80年代に韓国より来日し、比較文化
の視点から日本を論じ続けてきた著者が90年代後半に発表した好著『日本が嫌いな日本
人へ』の復刻版。

278:マンセー名無しさん
07/09/25 02:10:05 k5m60f4u
「【マンガ嫌韓流】 韓国批判書籍総合スレ 第117刷」より転載。
---

113 マンセー名無しさん sage 2007/09/24(月) 20:04:17 ID:1eKC3en+

 現役の中国官僚が書いたという「対・北朝鮮中国機密ファイル」(文芸春秋)を読みました。
 「知れば知るほど嫌いになる国」とか「いくら援助しても感謝するどころかさらにたかって
 くる」などの記述満載で活字版の「嫌韓流」を読んでいるかの錯覚に陥りました。
 正直なところ半島は中国に押し付けたらと思っていたのですがこの本を読む限り中国も
 半島を厄介者としか思っていないようです。

279:マンセー名無しさん
07/09/25 11:14:31 k5m60f4u
近刊
【加耶と倭 韓半島と日本列島の考古学】 講談社選書メチエ398
朴天秀(著) 講談社 2007/10/10

任那日本府の実態は。
韓日考古学の成果を総合し、加耶から百済・新羅にいたる古代韓日交渉史を、新たな視
点で見直す。

280:マンセー名無しさん
07/09/25 11:18:14 k5m60f4u
近刊
【カラー版 錦絵の中の朝鮮と中国 幕末・明治の日本人のまなざし】
姜徳相(編著) 岩波書店 2007/10/25

「三韓征伐」、文禄・慶長役から日清・日露戦争まで。
当時の朝鮮・中国観に与えた影響を考える。

281:マンセー名無しさん
07/09/26 15:33:02 aIaj22/q
今日、本屋で

韓国の歴史 (河出書房新社) 水野 俊平 (著)

を立ち読みしたら電波満載でびっくりした。
青山里大捷を歴史的事実として書いているし。

水野俊平氏は対韓国ではまともな人だと思っていただけに驚いた。

282:マンセー名無しさん
07/09/26 17:27:14 lLBEbW3D
取材を続けるには、猫を被らなきゃ行けないときもあるのでは?

283:マンセー名無しさん
07/09/26 17:31:36 VQasknyH
具体的に、どのように書いていたのか分からないと何とも言えないが-
まさか引用じゃないだろね。

284:OrcishSerjeant
07/09/26 18:13:40 SlrqAWng
>>281 発売日をamazonで確認したところ2007/09となっていた。
「韓国ではそう信じられている」と書いてあるならともかく
そのでなければ、この人の言うことはすべてまゆにつばをつけて
評価するしかないな。

所詮学者じゃなくて、人気者になることをうれしがる芸人でしかないかも

285:マンセー名無しさん
07/09/26 18:22:12 DyQqZXdc
>>281
その本、某韓国人が監修って事になってるんだよね。

そのあたりに原因があるんじゃないかと思われるね。

286:マンセー名無しさん
07/09/27 09:11:01 6c6rmGet
近刊
【韓国の小学校歴史教科書 ― 初等学校国定社会・社会科探究】
三橋広夫(訳) 明石書店 10月下旬

韓国の初等学校(小学校)社会科教科書(2006年版、歴史分野6-1)と、その副読本『社
会科探究』を合本した翻訳書。
韓国史を、多くの写真・イラスト・地図でわかりやすく紹介。
教科書と副読本双方の内容に対応した参照ページも示し、使いやすい構成となっている。

■内容
1.わが民族と国家の成立
 a.一つにまとまった民族
 b.民族を再び統一した高麗
 c.儒教を政治の根本とした朝鮮
2.近代社会へ進む道
 a.新しい社会への動き
 b.外勢の侵略とわが民族の対応
3.大韓民国の発展
 a.国を取りもどす努力
 b.大韓民国の樹立と発展

287:マンセー名無しさん
07/09/28 18:26:44 O33NpOcU
近刊
【北朝鮮クーデターの日 ― 平壌市主要官庁まで進攻せよ】 新風舎文庫
天の川テン(著) 新風舎 2007/09

二〇〇Ⅹ年秋、ついにあの「赤い国」が倒れる!?
金正日政権のもと、外聞される繁栄とは裏腹の、貧困にあえぐ国家の実情を憂えたのは、
金正日の腹違いの弟。
彼の元には有志の徒が集結し、洗脳を解かれた拉致被害者たちもその戦列に加わる。合
言葉は「打倒、金正日」。そして計画は秘密裡に、しかし確実に進められていった…。
壮大にして緻密なシナリオで北の国で起きるクーデターの一部始終を描き、その崩壊を予
兆する衝撃のシミュレーション小説。
戦いの裏に存在する、男たちのドラマに震えろ!

■著者紹介
宮崎県生まれ。
米国オクラホマ州立大学卒業。旗沢広繁名義の著書として『希望の見える丘』がある。

288:マンセー名無しさん
07/09/30 09:19:51 Y6wqWP/z
直接朝鮮を取り上げたものではないが、いささかアレな記述があったので紹介。

『仮説の検証 科学ジャーナリストの仕事』 小出五郎/著 講談社 2007/09/27

内容紹介
>捏造、不祥事が続くテレビ界に喝!
>話題のテレビ番組「核戦争後の地球」や「驚異の小宇宙・人体」などを制作した
>元NHK解説委員が書き下ろす番組制作者の良心とジャーナリストとしての矜持。


という本なのだが、科学番組の話はとりあえずおいて置くとして、昨年菅総務大臣(当時)が提起した
「NHKに北朝鮮拉致問題の命令放送を行わせる」という話に反発しているくだりがあるのだが、その中で
受信料について「受信料というのは国民がNHKに払う お 賽 銭 」という記述があり呆れ果てた。
「公共放送というのは国民の財産でその信用に対して国民が応分の負担をすべき」という趣旨らしいのだが、
一体NHKはいつから神になったのかと、この期に及んで信用などあるのかと。
ほかにも国会でNHKを批判した民社党(当時)の衆議院議員に対しても、批判には全く答えずにただ
「不勉強な奴は発言するな」と罵倒しているだけの記述もある。
大臣や議員なんぞが神であるNHK様に指図するとは何事だ、
と言わんばかりの記述満載で、NHKの中の人がここまで独善的では、
しょうもない朝鮮ドラマを垂れ流すのはやめないだろうし、命令放送など到底望むべくもないだろう。

289:マンセー名無しさん
07/09/30 09:47:21 s48a85Hz
>>288
お賽銭ってのは義務じゃないよねw

しかし、その記述は、2ちゃん内の適当なスレに貼り付ければ、けっこう注目されそうですね。

290:マンセー名無しさん
07/09/30 10:26:24 s48a85Hz
2001年に葦書房から出た同名の本を、再刊したもののようです。

【センセイ、ハタ アル?】
山川剛(著) 海鳥社 2007/09

チョン・ジンソク君は、1年生の3学期に、父親の転勤でソウルから長崎にやってきた韓
国の男の子。4年生になったチョン君。「センセイ、ハタアル?」と私に尋ねました。ハタ? 
…あ、そうか、運動会の万国旗のことだ! 運動会の万国旗のなかに、自分の国の旗が
あるか気になっていたのです。運動会の前日、私はチョン君の国の旗を探しました。 な
い! 何回も見直しましたが見つかりません。著者は、本を見ながら、初めて韓国の旗
を描きました。当日の早朝、手づくりの旗は若い先生たちの手でしっかり結びつけられま
した。

チョン君が韓国に帰ることになりました。韓国の教科書で勉強するチョン君は、日本のこ
とをどう学ぶのだろうか…。こうして、韓国の小学生が使う歴史教科書を学ぶ取り組みが
始まりました。そして、親子でチョン君のいる韓国を訪ね、親子で文集まで作り上げました。
チョン君のひとことから始まった「親と子の韓国平和の旅」は、歴史認識を共有するため
の長い長い旅の第一歩でした。
---

名前でググると判りますが、反核運動をやってる人みたいですね。

「歴史認識を共有するため」なんて書いてありますから、内容は推して知るべしですな。

291:マンセー名無しさん
07/09/30 17:17:11 s48a85Hz
URLリンク(www.chosunonline.com)
URLリンク(www.chosunonline.com)
URLリンク(www.chosunonline.com)

  「失敗」ではなく成功モデルとしての韓国現代史  韓国歴史学界の新潮流

韓国現代史解釈の理念的「左偏向」が大きな修正の流れに乗りつつある。大韓民国の歴
史を否定的に扱ったこれまでの現代史に関する書籍に対抗し、民主主義と市場経済を発
展させ世界史的な成功モデルとなっているのが大韓民国の60年だった、と記述する新し
い現代史の概論書が登場しているのだ。過去の若い世代が持つ現代史観に大きな影響
を及ぼした書籍は『開放前後史の認識』『もう一度書く韓国現代史』などのように左派の視
角から見た歴史書が中心だった。運動権の大学生たちを中心に、学生たちの必読書のよ
うに考えられてきたこれらの書籍は、第7次教育課程の金星出版社刊教科書『韓国近現
代史』へと継承された。相対的に現代史書籍の出版に消極的だった右派学会が本格的に
対応に乗り出したのは、現在の政府になってからのことだ。これらは昨年、『開放前後史
の再認識』で左派的な視角に対抗し、その後は新しい韓国現代史の代案教科書の執筆
に力を入れている。その成果の一つが最近出版された『韓国現代史の理解』(キョンドク出
版社)だ。執筆陣は左派民族主義・民衆主義的史観に対抗し、大韓民国の歴史を普遍的
価値である自由と繁栄の観点から叙述したと説明している。

◆大韓民国は正当性がない国 

左派修正主義の史観を学会や一般人に広めた代表的な書籍は、1979年に初版が発行さ
れた『開放前後史の認識』(全6巻・ハンギル社)だった。民族至上主義と民衆革命論とい
う当時の左派知識人たちの視角を集大成したこの本は、80年代の運動権学生たちの必読
書だった。この本は米国の指示を受けた李承晩(イ・スンマン)元大統領が民衆の反対を
抑えて「分断政権」を樹立し、北朝鮮政府は民衆の支持を集めて樹立されたという図式の
論理を展開していた。

292:マンセー名無しさん
07/09/30 17:18:07 s48a85Hz
>>291 の続き)

この視角をさらに発展させ、運動権の教材として広く用いられたのが88年に出版された
『もう一度書く韓国現代史』(全3巻・トルベギ)だった。大韓民国の正当性を否定し、北朝
鮮を友好的に描いたのはもちろん「大韓民国は民主の廃墟の上で、米国の私生児として
汚辱の運命を背負って生まれた」などの激しい表現が随所に登場するこの本は、今もい
くつかの中学校や高等学校で推薦図書の目録に入っている。

左偏向の現代史解釈は、2000年代に入ると高等学校の教科書にまで影響を及ぼし始め
た。03年から教育現場で教科書として使用されているクムソン出版社刊『韓国近現代史』
では、北朝鮮を民族自主的、韓国を『外勢依存的』と説明しており、大韓民国政府樹立の
意義をおとしめているという非難を受けてきたが、今も学生たちの歴史認識に大きな影響
を及ぼしている。

しかし流れは変わりつつある。最近の現代史概論書においては左派の見方も少しずつ変
わりつつある。今年8月に2巻が出版された『20世紀韓国史』(全20巻・歴史批評社)は、48
年の5・10選挙が自由民主主義のための普通選挙だったという点と、朴正熙(パク・チョン
ヒ)政権に経済開発の推進力があった点などを認めている。

◆二分法的な視角を克服してバランスを保つべき 

このように主流となっていた左派的視角の問題点を正面から反論を試みる書籍が、昨年2
月に出版された『解放前後史の再認識』(全2巻・チェクセサン)だ。経済学者の李栄薫(イ・
ヨンフン)ソウル大学教授、西洋史専攻の朴枝香(パク・ジヒャン)ソウル大学教授、国文学
者のキム・チョル氏ら右派陣営の学者たちが執筆したこの本は、脱民族主義と脱理念を
土台とした実証的歴史観を志向し、『解放前後史の認識』に代表される左派的歴史観への
対抗であることを明確にしている。北朝鮮が親日清算を完璧に成し遂げたというのは虚構
であり、分断と韓国戦争(朝鮮戦争)は米ソ冷戦に勝利するためのスターリンの世界戦略
に起因するなど、90年代に新しく公開された資料を根拠に、これまでの解釈に反駁を加え
ている。

293:マンセー名無しさん
07/09/30 17:19:11 s48a85Hz
>>292 の続き)

その後出版された『青少年のための正しい韓国史』(誠心女子大出版部)はさらに簡略化
された文体で、「現在のわたしたちを生み出した大韓民国現代史は、決して否定できない」
という点を強調した。韓国国際政治学会が企画した「青少年歴史講座」の講義録である同
書は、▲李承晩は米国の手先ではなく、米国軍政に正面から対抗した人物、▲韓国戦争
は金日成(キム・イルソン)主席がソ連に南侵支援を要請し、スターリンの世界戦略に逆利
用された結果、▲あたかも暗黒期のように考えられてきた50年代は、産業化・民主化の様
々な要素が少しずつ動き始めた時期だったなどの細かい解釈を随所に提示している。

しかしこのような試みも順調にばかりは行かなかった。中学校と高等学校の教科書の理念
的偏向を改善する目的で発足したニューライト団体「教科書フォーラム」は、昨年11月に
『韓国近現代史の代案教科書』の試案を発表したが、4・19を「学生運動」、5・16を「革命」と
表現した部分などが問題となり、激しい反発を受けた。この教科書の最終案は今年3月に
発表される予定だったが、引き続き先延ばしされ、来年1月か2月ごろに出版される予定だ。

当時教科書フォーラムのシンポジウム開催中に4・19関連団体の会員たちから暴行を受け
た李栄薫ソウル大学教授は、その後『大韓民国の話』(キパラム)を出版し、「建国と共にこ
の地に最初に自由民主主義が導入され、韓国史の大転換がなされた」として大韓民国建国
の意義を再び強調した。一方全国経済人連合会(全経連)や教育部が現行の経済教科書
における反企業・反市場の偏向性を修正するとして、今年2月に完成させた『次世代経済教
科書』は紆余曲折の末に全経連が配布することになった。

294:マンセー名無しさん
07/09/30 18:30:59 s48a85Hz
>>293 の続き)

今回出版された『韓国現代史の理解』は、45年以後の歴史を通史形式で記述した右派学
会最初の韓国現代史という点に意義がある。李承晩政権が自由選挙による議会制民主
主義と大統領直接選挙制を守り通した点を肯定的に評価し、金大中(キム・デジュン)・盧
武鉉(ノ・ムヒョン)政権を批判するなど、これまでの右派学会の現代史概説書よりも一歩
踏み込んだ内容となっている。4・19を「学生革命」、5・16を「軍事政変」と記載し、昨年教科
書フォーラムで問題となった部分も反映している。

(終わり)

295:銀河電鉄今井君 ◆NSQBzYTb6I
07/10/02 14:41:14 RAa+J8Bn
『諸君!』新連載

「乱蝉亭漫筆 第一回 儒教的連帯意識との訣別」 古田博司

「脱亜」というのがよく使われるが、ここでは「別亜」というものを提起している。


※ 近刊 『新しい神の国』 ちくま新書

296:マンセー名無しさん
07/10/02 21:45:44 ECDtXWNf
本の話題じゃないんですが、気になったので。

URLリンク(www.asahi.com)

  ドイツ人医師がプレスセンターに乱入 ソウル

脱北者の支援活動をしているドイツ人医師ノルベルト・フォラツェン氏が2日、ソウル市内
のホテルに設けられている南北首脳会談プレスセンターに入り込み、「北朝鮮に人権は
ない。子どもたちが飢え死んでいる。人権侵害の実態を知って欲しい」と叫んだ。

会場では、数百人の記者が作業していた。フォラツェン氏の周りに数十人のカメラマンや
記者が殺到。同氏は警備員数人に力ずくで押さえつけられ、ホテル外に運び出された。プ
レスセンターは、韓国政府が発行したIDカードがなければ入場できないが、警備のすきを
かいくぐったらしい。

297:マンセー名無しさん
07/10/02 23:53:13 Q4nR13/G
>フォラツェン氏

ノムヒョン北訪問反対デモ行進にも参加していた

298:マンセー名無しさん
07/10/04 06:25:53 hkk2sE8y
近刊
【日本の道徳教育は韓国に学べ ― 道徳教育教科化への指針】
杉原誠四郎(著) 文化書房博文社 2007/10

こどもが健全に育つためには「心の教育」たる道徳教育が必要である。
しかし、いまだに明確な指導ができずにいる。
そこで、道徳教育改善のためには、隣国韓国の道徳教育が参考となる。
韓国の道徳教育を学ばずして、日本の道徳教育の改善はできない。

299:マンセー名無しさん
07/10/04 06:29:44 hkk2sE8y
近刊
【戦乱三国のコリア史 ― 高句麗・百済・新羅の英雄たち】
片野次雄(著) 彩流社 2007/10

300:マンセー名無しさん
07/10/04 06:36:14 hkk2sE8y
近刊
【善隣友好のコリア史 ― 朝鮮通信使と吉宗の時代】
片野次雄(著) 彩流社 2007/10

朝鮮出兵で崩壊した関係修復に力を注いだ家康は、宣祖から捕虜の帰還を目的とした
第1回の使節団(探賊使)派遣をとりつけた。
善隣友好、文化交流の証でもあった12回におよぶ通信使の姿を、第九次通信使の足跡
を通して辿る。

■著者紹介
片野 次雄(カタノ ツグオ)
1935(昭和10)年、東京都大田区生まれ。30年以上にわたり、民族学的な見地から僻村
の取材を行なうかたわら、李氏朝鮮を中心に歴史研究を続ける。
著書に『善隣友好のコリア史』『李朝滅亡』『徳川吉宗と朝鮮通信使』『李舜臣と秀吉』『世
界歴史紀行「韓国」』『戦乱の朝鮮三国』『世宗大王とハングル』『王国の悲哀』『李舜臣と
秀吉』『日帝三十六年の顔』など多数ある。
1995(平成7)年、著述を通して日韓友好に寄与した功績により、大韓民国政府から感謝
状を授与された。また山岳カメラマンでもある。

301:マンセー名無しさん
07/10/04 06:59:01 hkk2sE8y
近刊
【秘書類纂 朝鮮交渉1~8】
伊藤博文文書研究会・檜山幸夫(編) ゆまに書房 2007/09

明治政府の中枢にあり、国家建設事業や外交をリードした伊藤博文が残した日本近代史
の最も重要な歴史史料。
原史料の全てを影印復刻し収録。
平塚版『秘書類纂』で省略・割愛・改竄された部分をも収める完全版。
原史料の影印復刻であるため、史料情報が保持されている。 
各巻には詳細目次を付し、各分類毎に解題を付す。

第1巻  明治八年九月の江華島事件から、その翌年に締結した日朝修好条規までの関
      係史料。
第2~3巻  明治一五年七月に発生した壬午事変から甲申事変、漢城条約締結に至っ
         た明治一八年までの関係史料。
第4巻  明治一七年に発生した甲申事変に伴う、日清間交渉から翌年四月に締結した
      天津条約までの関係史料。
第5巻  甲申事変までの経過における、朝鮮をとりまく内外の情勢に関係する史料。
第6巻  壬午事変に対するボアソナードなど在日外国人よりの意見書や、日本政府の各
      国への対応を中心とした関係史料。
第7巻  明治二七年におこった、東学党の乱への対応を中心とした関係史料。
第8巻  明治二八年におこった三浦梧楼らによる閔妃事件の処理を中心とした関係史料。

302:マンセー名無しさん
07/10/04 07:09:33 hkk2sE8y
近刊
【秘書類纂 朝鮮交渉9~16】
伊藤博文文書研究会・檜山幸夫(編) ゆまに書房 2007/12

第 9 巻  明治二六年前後の防穀令事件に関する史料。
第10巻  明治二七年に勃発した日清戦争への各国の対応や、朝鮮内政問題などを中
       心とした史料。
第11巻  閔妃事件関係者の処理中心の史料
第12巻  明治二八年、日本における対朝鮮政策関係史料を中心に収録。
第13~14巻  明治二七年、井上特命全権公使より、朝鮮内政改良や東学党鎮撫に関
           する報告書など。
第15巻  閔妃事件前後に交わされた電報を一括収録。
第16巻  日清戦争の戦況報告の電報など。
---

>>301 のものとは出版される時期が異なるので、別々に紹介しました。
伊藤博文文書・全127巻のうち、朝鮮関係のものは、この16冊で全部です。

303:OrcishSerjeant
07/10/04 07:28:46 Cf5Rkh2Z
>>298 ちょwwwおまwww
朝鮮人を躾けるにはいいかもしれないが、
日本人を世界のどこへ行っても通用しない嫌われ者に育てる気か!

304:マンセー名無しさん
07/10/04 11:08:59 CZVkr33q
>>295

古田博司と関川夏央の対談、どこかの雑誌でやらないかなぁ。
前回の時(対談ではなく鼎談だったかな)古田は、関川の若書きを茶化したりして、
結構おもしろかったから。
それにしても、田中明もそうだけど、「昔ながらの親韓派」知識人の韓国に関する
発言が今後、少しでも希望を感じさせるものになることはもう二度とないのかもね。

305:マンセー名無しさん
07/10/04 11:43:52 2KwJklKw
>>304
やってほしいね

黒田&関川&尹学準の鼎談は何度か見たことあるけど

黒田&古田も見てみたい

306:マンセー名無しさん
07/10/04 15:13:28 tRBWj0MV
>>304

彼の国の「言論」、機械翻訳で流し読みしても相当逝ってると思うのに、細かな所まで分かったら
尚更なのではあるまいか。

307:マンセー名無しさん
07/10/04 17:27:52 hkk2sE8y
>>153 で紹介した本を、反日新聞…ではなく朝日新聞が紹介してますね。

URLリンク(www.asahi.com)

  朝鮮人強制連行の全国調査資料集 7750人の名を記載

太平洋戦争中に朝鮮半島から強制連行されて亡くなった朝鮮人の実態調査を進めてい
る浜松市の地域史研究家、竹内康人さん(50)が、約1550カ所の連行先事業所と、亡
くなった7750人の名前などを記載した「戦時朝鮮人強制労働調査資料集」を発刊した。
20年以上かけ、行政資料や各地の市民団体の調査結果にあたり、関係者の証言を聞き
取って一覧にした。これまで地域ごとに資料があったが、一つに集約されたのは初めてだ。

日本は、国家総動員法(38年制定)に基づく計画に沿って39~45年に朝鮮人を雇用・
徴用した。当初は「募集方式」で進めたが、42年からは監視つきの「官斡旋(あっせん)
方式」、44年には徴用令に基づく「徴用」と変更。鉱山や工事現場、軍需工場へ連行した。

働かされた朝鮮人は70万人、うち数万人が亡くなったともいわれるが、正確な人数は分
かっていない。竹内さんは83年ごろから強制連行について調査を始めた。

戦争末期の44年ごろに約2千人の朝鮮人が働いたとされる静岡県掛川市の中島飛行機
の地下工場を手始めに、現場などを訪ねた。どこでだれが、いつ亡くなったのかなど基礎
的なデータが不足していることを痛感し、資料集の作成を考えた。

強制連行の事務を所管していた旧厚生省勤労局の「朝鮮人労務者に関する調査」や、旧
陸軍の名簿などから連行先のデータを集めた。また、生き残った朝鮮の人々らから聞き
取りをした。

把握できた約1550カ所の連行先は国内だけでなく、フィリピンやインドネシアなど旧植民
地だった東南アジア諸国の連行先も含まれている。

308:マンセー名無しさん
07/10/04 17:28:24 hkk2sE8y
>>307 の続き)

ほかに、強制かどうか明らかではないが、朝鮮人の動員・就労が確認された場所やその
可能性が高い場所計約1300カ所も記した。土木建設や港湾、軍需工場などの業種も
明記。従軍慰安婦の慰安所も記した。

名前が明らかになった7750人の名簿には本名と日本名、本籍地の住所、連行先の事
業所名、死亡年月日、死亡年齢を記載。分かる限りで労災や病気、ガス爆発などの死因
も載せた。

発行元の神戸学生青年センターによると、在日朝鮮人らでつくる市民団体「朝鮮人強制
連行真相調査団」などが各地で調査を続けてきたが、全国のデータをまとめた資料はな
かったという。

竹内さんは「被害を受けた人の視点で歴史を見ることが、平和に向けた歴史認識の共有
につながる。今後は、当事者の証言などデータベース化を進める必要がある」と話してい
る。
---

余談ですが、朝日って、昭和十七年六月十一日に「朝鮮・徴兵制に感激の波高し」なんて
記事を載せたんですよねwww

309:マンセー名無しさん
07/10/04 17:34:43 z6QLJ+eT
>>304
もはや、愛が幻滅に変わり果ててしまった人ばかりだからね・・・<昔ながらの親韓派

310:マンセー名無しさん
07/10/05 18:26:30 t3swIdS/
近刊
【世界史の中の現代朝鮮 ― 大国の影響と朝鮮の伝統の狭間で】
エイドリアン・ブゾー(著) 李娜兀、柳沢圭子(訳) 明石書店 2007/10/10

19世紀末から現代にいたる朝鮮半島の歩みを、近現代の国際情勢という大きな潮流のな
かに位置づけ、朝鮮社会内部の変化と連続性の双方に力点をおきながら描く。
外交官として在北朝鮮大使館に勤めた経験をもつオーストラリアの研究者によるユニーク
な朝鮮史。

■内容

序  章  文化の基盤 一九世紀
第一章  帝国への併合 一九一〇~三一年
第二章  暗い裂け目 一九三一~四五年
第三章  苦い自由 一九四五~四八年
第四章  最大の不幸 一九四八~五三年
第五章  絶望の克服 一九五三~七一年
第六章  運命の逆転 一九七一~八〇年
第七章  それぞれの道 一九八〇~九二年
第八章  つけの支払い 一九九二~二〇〇〇年
終  章  朝鮮半島の新情勢 二〇〇〇~〇六年

311:マンセー名無しさん
07/10/05 18:30:08 t3swIdS/
近刊
【都市の景観地理 韓国編】
阿部和俊(著) 古今書院 2007/10

韓国の都市を、大都市、小都市にわけて、景観の変化をその背景の要因と関連づけて
解明する。
ソウルの都市発展と伝統的景観の保全や、首都圏最大の港湾都市である仁川広域市
などについて記述する。

312:マンセー名無しさん
07/10/06 15:20:37 6HW45HLn
URLリンク(news.media.daum.net)

  韓流嫌悪は虚像・・・日本ネチズンの娯楽にすぎない~日本のウェブジン指摘

韓流熱風に対する向かい風として日本国内「嫌韓流」を憂慮する意見が多い。日本の大
衆文化の一翼を占めた韓国コンテンツに日本の若者たちが敏感に応じるというのだ。

2005年韓国を卑下する内容を記したマンガ『嫌韓流』(山野車輪)が出版されて1・2巻合
わせ65万部も売れた。これをもとに‘韓流の危機’とする国内メディアの報道が続いた。

しかし嫌韓流というものがメディアの誇張による虚像にすぎないという指摘も出ている。

日本の評論ウェブジン「ジャパン・フォーカス」は‘嫌韓流の実体’に関して意味ある論評
を載せた。日本人サマモト・ユミとアメリカ人マット・エルランが文を書いた。

「韓国に対する愛情と嫌悪は等しく商業主義のマーケティング戦略、そしてメディア効果
によって起きた」という点を指摘した。嫌韓流を日本国内の‘インターネット運動’の一環と
分析したのだ。「特定運動の内容に対する現実参加としてではなく、不条理で不合理な運
動でもその娯楽価値として見ることができる」という説明だ。

日本のネットを強打した「湘南ゴミ拾いオフ会」という運動を例えた。コミュニティサイト「2
ちゃんねる」のネチズン数百人がフジテレビが進行した浜辺掃除イベントの直前、自分た
ちで先に掃除をしてしまった事件だ。主要メディアを荒てさせるという意図だった。同評論
は「インターネット運動というのは、このように消耗的で攻撃的で無意味なことだ」と解説し
た。「したがってインターネットに基盤をおいた嫌韓流もナショナリズムと見るには無理が
ある」という分析だ。

「マンガ『嫌韓流』をベストセラーにした運動も、真摯なナショナリズム賛同や反韓国宣言
ではなく、単に現実世界をインターネット運動で一度振り回すことに興味があったのだろ
う」と言うのだ。

313:マンセー名無しさん
07/10/06 15:21:42 6HW45HLn
>>312 の続き)

日本ネチズンたちは、書店に『嫌韓流』がなかったとか、それをベストセラーリストに入れ
なかったと不満をあらわしたり、その本の流通に対して書店職員と話を交わすとか、ある
いはマンガ喫茶に『嫌韓流』を備えなさい、と要求して起きた話をネットに書き込んだりし
て楽しんだ。

はなはだしくは『嫌韓流』を図書館に寄贈した後、また図書館でその本を捜してくれ、と言
って要求した日本人もいる。こんな話はまめにネットに上がってきて娯楽形態で消費され
た。

「こんな幼稚な楽しいことは、民族主義を支持したり消費することとは違う。日本ネチズン
たちの関心は『嫌韓流』の内容に完全に一致しているとは思われず、ただ既存体制に対す
る反抗にすぎない」という主張だ。

「結局、嫌韓流はその本のイデオロギー的、ナショナリズム的な内容によって売れたので
はなく、エンターテイメントを与える商業的商品で、またはニュース価値という付加価値で
売れただけだ。」と規定した。

嫌韓流と軽はずみに考えて危機的状況を自任した国内メディアが考えてみなければなら
ない指摘に違いない。
---

そういや、どこぞに、国をあげて幼稚なナショナリズムに狂奔しているキムチ臭い国があり
ますよねw

314:マンセー名無しさん
07/10/06 15:27:17 6HW45HLn
>>312 で言及されている「ジャパン・フォーカス」の元記事は、これ(↓)ですね。

URLリンク(japanfocus.org)

315:マンセー名無しさん
07/10/07 18:10:45 sZ2lzbGj
今日の日経の3面に、>>128 で紹介されている『国家情報戦略』という本の広告が出てる
んですけど、「10万部突破」って書いてありますね。

まぁ最近は、佐藤優氏がえらく人気ですもんね。

316:マンセー名無しさん
07/10/07 19:50:16 sZ2lzbGj
2002年に同名のタイトルで出版されたものが、文庫化されたようですね。

【海峡を渡るバイオリン】 河出文庫
陳昌鉉(著) 鬼塚忠、岡山徹(聞き書き) 河出書房新社 2007/10

「東洋のストラディバリ」の異名をもつ、バイオリン製作者・陳昌鉉。
彼は十四歳で韓国から日本へ渡り、差別や貧困を乗り越えながら、独学でバイオリン作り
の道を歩んでゆく。
日韓両国の戦後史を背景に、世界的な名匠になるまでの波乱の半生を描き、漫画化やド
ラマ化もされ大きな評判を巻き起こした感動のノンフィクション。

317:マンセー名無しさん
07/10/07 20:01:46 sZ2lzbGj
近刊
【司馬遼太郎と朝鮮】
備仲臣道(著) 批評社 2007/10/10

司馬遼太郎の作品『故郷忘じがたく候』にある一行の引用から、この物語ははじまる。
それまで慣れ親しんできた司馬遼太郎の作品群も、日本による朝鮮への植民地支配を
「たかが三十余年」と司馬遼太郎が断じたその意味を心の奥深くに刻んだときから、己の
出自と重ね合わせて、侵略者としての日本人である己をさいなむ長く苦しい旅がはじまる。
幼少時に育った遙かなる朝鮮での体験を踏まえて「坂の上の雲」に潜むさげすみの思想
を、個々の作品群をとおして緻密に抉り出し、日本近代におけるネジレの構造を照射する。

■内容

序章
一章  明治維新  ねじれた変革  民衆の悲鳴  幕府の手づまり  一揆・打ち壊し
     坂本龍馬の裏切り  朝鮮侵略の思想
二章  明治新政府  天皇をかつぐ  征韓論争  征韓論の根っ子  「反革命」の完結
三章  日清戦争  征韓のはじまり  奇襲で火ぶたを切る  旅順の虐殺  
     朝鮮侵略戦争  踏みつぶした夜明け
四章  日露戦争  帝国主義戦争  民衆同士が手を結ぶ時  忍従の哀しみ
     一九〇五年の革命  明石大佐の後方攪乱  レーニンの友人  革命ののち
五章  東方の覇者  講和条約  日露兵士の抱擁  国民の軍隊  飽くなき抑圧
     一旗組
終章

318:マンセー名無しさん
07/10/09 17:48:56 KoEUPRga
飯研からだけど すげえな

呉善花さん 母の葬儀で“帰国”拒否される - MSN産経ニュース
" 『スカートの風』や『韓国併合への道』など日韓に関する多くの著書で知られる韓国人女性評論家、
呉善花さん=拓殖大学教授=が先ごろ、済州島在住の母の葬儀で帰国しようとしたところ、
済州空港で一時、入国を拒否されるということがあった。
理由は日本での「反韓国的な活動」で韓国当局から入国禁止措置が出ているためという。

 しかし呉さんは日本に帰化し日本国籍になっていたため、
日本の済州総領事館に依頼し韓国当局と交渉した結果、「人道的配慮」としてやっと“帰国”を認められた。

 関係筋によると、呉さんは空港の入管検査でいったん入国を拒否され、
日本への帰国便を指定され数時間、空港内で足止めされたという。

 呉さんは済州島出身で1980年代以来、留学などで日本に滞在し著作活動を続けているが、
韓国に対する厳しい批判が多いことから韓国ではマスコミなどで終始、非難の対象になってきた。(ソウル 黒田勝弘)"
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


319:マンセー名無しさん
07/10/10 18:17:46 sUzwyjIb
URLリンク(japanese.joins.com)

  【取材日記】ノムヒョンらしい…、国会らしい…

「ノムヒョン(盧武鉉)らしい:期待を裏切って失望させるところがある」。「国会らしい:利益
のため卑劣に争ったり無理押しなど紳士的でない行動をするところがある」。

9日「第561回ハングルの日」を迎えて国立国語院が出版した「辞書にない新造語」に載
せられた用語の説明だ。同書は02~06年に誕生した約3500の新造語をまとめた用語
辞書。「新造語は社会の鏡」という国語院の説明通り、韓国社会の流れを読み取ることが
できる本だ。新造語には温かい言葉も多い。「老風堂々(ノプンダンダン)」は、元気いっぱ
いの高齢者の姿を示す。

「高齢だと委縮する」固定観念からの脱皮だ。だが、政治分野に入れば話は変わる。一様
に否定的かつ冷笑的だ。韓国社会を代表するリーダの大統領・国会議員・検事の後に「ら
しい」が付けば、極めて否定的な意味になる。03年の大統領・検事の討論会からはじまっ
た「検事らしい」という言葉は「正義感にあふれる」という意味ではなく、「行動や性格が望ま
しくなかったり、論理なしに自分の主張だけ繰り返す面がある」との意味だ。

与太者に政府を結びつけた「与太者政府」という用語もある。「何もすることがなく国民を不
安がらせるばかりの政府」で、参加政府(現政府)を皮肉った言葉だ。「口治金融」という言
葉もある。「官僚が支配する金融」からもう一歩進み、「政府がこん跡を残さないため、文書
ではなく口頭で銀行の経営に関与すること」を意味する。

また、「曲学阿統」は「わい曲された内容で大統領にへつらうこと」だ。そのほかにもたくさん
あるが、肯定的な意味の言葉はほとんどない。李相揆(イ・サンギュ)国立国語院長は、は
しがきで「新語を生産し消費する階層は、一部専門家や有識者ではなく大衆全体だ」とした。
意味深いコメントだ。市民が政治をどう考えているかがそのまま伝わってくる。

320:マンセー名無しさん
07/10/10 18:18:18 sUzwyjIb
>>319 の続き)

国立国語院は来年に出版する標準国語大辞典に新造語の一部を掲載する予定だ。来年
のハングルの日には、肯定的意味の政治関連新造語が登場することを期待したい。しかし、
旧与党勢力の党内選挙など最近の政界を見る限り、否定的な予感がする。政治家の名前
の後に「~らしい」が付く、冷笑的単語が量産されそうな気がする。

321:銀河電鉄今井君 ◆NSQBzYTb6I
07/10/11 16:12:31 K5KphNIY
【新しい神の国】
古田博司(著) ちくま新書 2007/10/10

岡倉天心の”アジアは一つ”から悪名高い「大東亜共栄圏」、そして近年の東アジア共同体の提唱に至るまで、
長期にわたる文化伝播の歴史を背景に、「日本はアジアの一部」という考えは近代日本史の伏流となっている。
しかし、その歴史意識は正しいのだろうか。大韓民国国費留学生として1980年から6年間の研究生活を送り、
今は日韓両政府が主催する日韓歴史共同研究の一員でもある著者が、日本と朝鮮半島および大陸との関係を
吟味・検証し、「別亜」としての日本文明圏を提唱する。

第1章 多神教的歴史観の勧め
第2章 マルクスどもが夢のあと
第3章 贖罪大国日本の崩壊
第4章 日本文明圏の再考
第5章 神々の復権
第6章 別亜論とは何か

第5章には、「2ちゃんねらーのティーゼイションと左翼の堕落」という項があります。

322:マンセー名無しさん
07/10/11 16:24:54 jyGj6kKE
>>319-320 の続報です。

URLリンク(japanese.joins.com)

  「ノムヒョンらしい」新造語辞典、一時回収を検討

「ノムヒョン(盧武鉉)らしい:期待を裏切って失望させるところがある」など盧武鉉(ノ・ムヒ
ョン)大統領を卑下する造語と、その分析を盛り込んだ国立国語院の『辞書にない新造
語』を出版した出版社・テハクサが、一時この辞典の回収を検討していたことが分かった。

東亜(トンア)日報は、11日「国立国語院側が『青瓦台(チョンワデ、大統領府)から抗議
する電話があったが、全量回収できないか』と尋ねてきたが、難色を示した」というテハク
シ関係者の説明を伝えた。同院関係者も「青瓦台から電話があり、社内の雰囲気が落ち
着かずにいる」と伝えた模様だ。

『辞書に…』は、02~06年マスコミとネットユーザーにより作られた、社会像を反映する
約3500の新造語をまとめた辞典。同辞典には「ノムヒョンらしい」のほかに、「国会らしい:
利益のため卑劣に争ったり無理押しなど紳士的でない行動をするところがある」、「検事
らしい:行動や性格が望ましくなかったり、論理なしに自分の主張だけ繰り返す面がある」
などの造語が収録されている。
---

「ノムヒョン(盧武鉉)らしい:大人げない抗議をする」


323:マンセー名無しさん
07/10/11 16:26:41 jyGj6kKE
>>321
面白そうですけど「ティーゼイション」って何?

ググっても出てきませんね。

324:銀河電鉄今井君 ◆NSQBzYTb6I
07/10/11 16:56:07 K5KphNIY
>>321
第7章 和人たちの夏
第8章 新しい神の国

を忘れてた。 orz

>>323
伝統としての日本茶化し文化といった意味のようです。

325:マンセー名無しさん
07/10/11 17:03:04 jyGj6kKE
>>324
tease(からかう)から作った teasation ってことですね。

teasation でググりましたけど、何件かしかヒットしませんね。

326:マンセー名無しさん
07/10/11 17:21:14 gYTTRoX6
>>324

平成版二条河原落書みたいなものnika?

327:銀河電鉄今井君 ◆NSQBzYTb6I
07/10/11 17:31:53 K5KphNIY
>>325
Teazationと彼は表記してます。

>>326
どちらかというと江戸文化が念頭のようです。が、そういうのも当然含んでるんでしょうね。

328:マンセー名無しさん
07/10/11 22:34:33 jyGj6kKE
近刊
【売国奴】
黄文雄、呉善花、石平(著) ビジネス社 2007/10/15

祖国の言論圧殺にもめげず、3人は日本のために闘う。
日本人にファンの多い3人が、「国家」とは何か?「歴史」とは何か?「文化」「日本人」「反
日」とは何か?について熱く激しく語る。
---

なかなか濃いぃメンツですね。

329:マンセー名無しさん
07/10/11 22:58:36 jyGj6kKE
>>321
2ちゃんに言及してるんじゃ、読まないわけにはいかないですね。

しかし「朝鮮通信使はニワトリを盗んで食ったりしていた」なんてことが2ちゃんで広まって
いますけど、ああいったネタって(古田先生だとは言いませんけど)絶対に韓国・朝鮮に詳
しい人が書き込んでるんでしょうね。

こんなことを知ってる人って、そうそういないと思うんですよね。

330:マンセー名無しさん
07/10/11 23:08:44 gYTTRoX6
>>329

多分、元ネタはエンコリ。あそこには、大学や研究機関の史料など、「<丶`Д´>が嫌と言う程」
貼られます。これは京都大学所蔵らしい。

URLリンク(www.enjoykorea.jp)

331:マンセー名無しさん
07/10/12 00:43:15 sdkpplsg
古田博司関連2冊ほど

鈴木正崇編 『アジアの近代と日本 東アジア研究所講座』 慶應義塾大学出版会
 古田博司「北朝鮮マスゲーム批判序説」収録。
 (他の執筆者は若林正丈・川村邦光・鄭暎惠・倉沢愛子・坂元ひろ子
 ・小熊英二・中島岳志ら。ちょっとアレな人物も入っているが・・・・)



櫻井よしこ編 『日本よ、「歴史力」を磨け 「現代史」の呪縛を解く』文藝春秋
 櫻井よしこ・伊藤隆・中西輝政・古田博司『「冷戦終焉」の嘘』収録。
 (月刊誌『諸君!』掲載の座談会を再録、ほかに橋爪大三郎・八木秀次・佐々淳行ほか)

332:マンセー名無しさん
07/10/12 00:53:53 yanYE141
>>331

>倉沢愛子

あの、「インドネシアで、穴に虐殺死体を投げ込んで」の御方? 
確か、深田祐介が親友と書いてたような気がするのだが、本当だろうか。

333:マンセー名無しさん
07/10/12 11:00:50 HuxjVlET
近刊
【立ち上がりつながるマイノリティ女性 ― アイヌ女性・部落女性・在日朝鮮人女性による
アンケート調査報告と提言】 現代世界と人権21
社団法人北海道ウタリ協会札幌支部、部落解放同盟中央女性対策部、アプロ女性実態
調査プロジェクト、反差別国際運動日本委員会(編) 解放出版社 2007/10

「自分たちが抱える課題の解決につながる調査を」 ― 先住民族であるアイヌの女性、被
差別部落の女性、在日朝鮮人女性が、その構想から数年。
教育・仕事・社会福祉・健康・暴力の分野で共通設問を設定したはじめての調査をついに
自分たちの手で実施した。
本書は、その結晶であり提言書である。
また、調査にかかわった女性たちの声が、長年の思いと共に綴られている。

身分制度・先住民族同化政策・植民地支配の歴史は学校では十分教えられず、多くの人
がその現在へのつながりを知らないのが現状である。
また、特にその集団に属する女性がどういう問題に直面しているのかは、これまで見過ご
されてきた。
これまで記録されてこなかった女性たちの経験、言葉と数字にしてつむぎだされた協働の
結晶は、あらゆる人びとが耳を傾けるに値する内容であると確信する。
---

反差別国際運動日本委員会って、武者小路公秀って人がリーダーで、国連のドゥドゥ・ディ
エンって人を訪日させたりした、とってもアレな団体ですよね。

334:マンセー名無しさん
07/10/12 17:47:29 LA743fVF
>>328
ふみおは少しいただけないが、他の二人と化学反応させたらどういうことを言うのだろう?
と言う興味がわいた。

335:マンセー名無しさん
07/10/12 18:16:04 cCv9wJ3B
>>321

「第6章 別亜論とは何か」以降が面白かった。
いろんな日本人が、漠然としたアジア主義幻想を抱いたままアジアの現実に触れて、
いかに中国や朝鮮が日本とは異なるかを目の当たりにしていく、というモチーフは、
もっと詳述して一冊の本にできるのにもったいない、と思った。
実はこの本はいろんな媒体に発表した文章の寄せ集めなのだね。何となくまとまりが
ないのはそのせいかもしれない。

336:マンセー名無しさん
07/10/12 18:46:33 9mp4YdRp
>>329
ハン板的な話は無かった

337:マンセー名無しさん
07/10/12 19:29:52 lZpmuDo2
>>321
すげー爽やかでない南国の描写から始まるけど面白かった。
「亜細亜はひとつ」の岡倉天心とか北一輝とかのアジア主義者達は、実は特亜の
事ど良く知らんかったのに ( Д)            ゚   ゚ となった。
あと196ページの凌遅刑写真がカラーでなくて良かった…チキンなもんで。

338:マンセー名無しさん
07/10/12 19:36:34 LA743fVF
>>337
石平の本で粗方知っては居たけど、まじかよ・・・

339:マンセー名無しさん
07/10/12 23:15:56 Kdi+9gEh
>>325
もしかして、茶= tea 化す= -zation

340:マンセー名無しさん
07/10/13 12:02:10 xd2wK6Hv
>>339
正解


341:マンセー名無しさん
07/10/13 13:03:49 u4e0v2Wv
>>337
しかも、観念的にしか知らない知識人vs現地から帰ってきた香具師の対立構造は
今もなお変わっていない・・・と書いてあるね。

仕事スレ住民のような仕打ちにあった人が、戦前からいたと言うことかと思われ。

342:マンセー名無しさん
07/10/13 14:54:31 6N+U/6Br
古田のは『正論』で既に読んだのも入っていたけどやっぱり面白いなぁ。
江戸戯作好きなのもイイ。オレも戯作結構好きだ。
岩波の古典文学全集にエロ本が入っている話があったが、新古典文学全集のほうには
山東京伝の黄表紙で片●者(つ●ぼ、いざ●、お●、など)に役者をやらせるドタバタものが入っている。
ちびくろサンボは絶版にしたけどいいのかよと思ったけど、『古典は偉いからイイ』んだねぇ。

水野の『韓国の歴史』を図書館で読んだ。前の著書では王仁氏の実在性は疑われていると
書きながら、今回は実在するものとして書くなど完全にヒヨっている。
在日が書く韓国史とほとんど違いがないから、水野が書く必要がどこにあったのか色々
憶測してしまうなぁ。
水野と古田とでは学者としての格の違いもあるけど、水野は生活の基盤が弱いから、
そこにつけこまれてしまうのかもなぁ。


343:OrcishSerjeant
07/10/13 18:12:47 fmj/XOFe
>>342 ここでは、水野氏を擁護する発言が多かったが、
やっぱり、その程度なんだね。

344:マンセー名無しさん
07/10/13 19:07:00 IVh5xfzN
>>281
>>342

遅レスだが、同じく立ち読みしてきた。

「青山里は大勝だった」は確かに書いてたですね。この辺り監修者の意向?

その監修者の後書きで、「歴史的事象の断片には触れず、総括的に云々(細かな言葉はうろ覚え)」と
あったから、多分「実際の戦死者11人」が断片的なことなんでしょう。

345:マンセー名無しさん
07/10/13 20:37:28 UABfpy7V
この人の専門は、歴史じゃなくて言語学だからからね。
専門家以外が通史を書くのに無理がある。
それ以前に書かれた通史に引きずられて、こんなになっちゃったんじゃないかなあ。
王仁を実在したものとして書いているのは、本当に訳が分からないけど。


346:マンセー名無しさん
07/10/13 21:14:45 VxYbHtYo
水野は初めから「いろんな方面の顔色を窺おうとし過ぎる」傾向はあったよね。韓国のナショナリズム批判にかこつけて「つくる会」批判してみたり。

347:マンセー名無しさん
07/10/13 21:51:23 83clnnsU
しかし、水野氏の新著って「立ち読み」ばっかじゃんw

図書館で読んだという >>342 さんは、都市部にお住まいなんでしょうね。
図書館の蔵書が貧弱な町に住んでるオレとしては、ウラヤマシス。

348:マンセー名無しさん
07/10/13 22:03:37 IVh5xfzN
>>347

デムパはともかく、固有名詞が全部朝鮮音のルビ付で落ち着かない。あんたは豊田有恒かと。

349:マンセー名無しさん
07/10/13 23:04:31 eIESa+Ap
>>328
薄暗く淡々とした古田本と比較すれば確かに熱かったです。
でも内容自体はそれぞれがいつも書いてる事で、それほど
目新しい事はなかったように思います。

350:マンセー名無しさん
07/10/14 06:30:14 vJsrNOCT
>>342
> ちびくろサンボは絶版にした

灘本昌久っていう先生が『ちびくろサンボ』を擁護する論陣を張ったおかげで、2005年に
復刻されてるんですよね。

「ちびくろサンボ」の記事。「日本における復刊」を参照。
URLリンク(ja.wikipedia.org)

「灘本昌久」の記事。
URLリンク(ja.wikipedia.org)

351:マンセー名無しさん
07/10/14 09:05:52 vJsrNOCT
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

  拉致問題の英訳ニュースレター、政府が海外配信

政府は13日、北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を海外に訴えるため、来年1月
にも国内主要紙の同問題に関する記事を英訳した「ニュースレター」の配信を始める方針
を決めた。

北朝鮮の核問題解決に向けた6か国協議の進展や、米朝2国間関係の緊張緩和の中で、
拉致問題に対する国際社会の関心を改めて喚起する狙いがある。

国際的な広報活動強化については、安倍前首相が昨年9月に設置した拉致問題対策本
部の下部機関で検討が進められ、福田政権にも引き継がれた。具体的には拉致問題に
関する国内の主要新聞の記事を要約・英訳した「ニュースレター」を作成し、電子メールや
ファクスで海外のメディアや政府、国際機関に配信する。1回あたり5~10本の記事を盛
り込み、年間200日程度発行する方向だ。
---

安倍さんの置き土産だったんですね。

352:OrcishSerjeant
07/10/14 10:45:00 g8HD7Suu
たまには、書架スレの方へ感想を書いてみる。

嫌韓流!また韓国人か
宝島社文庫

あまり、この文庫を入れている本屋が少なくてちょっと探すのに苦労した。
探している最中『猫の肉球 完全版』が目に付いて買いそうになったYo!
プニプニ!

 著者は何人かいるけど、そのうち中岡龍馬氏の「韓国人につけるクスリ」
(二打も)は読んでいるので、この人の書いていることは、意図も含めて納得
できる部分が多かった。韓国で仕事をしていたのみならず、韓国マスコミによ
る攻撃を受けた当事者ですからね。
 一方、執筆量の多い「プロ2ちゃんねらー」の中宮崇氏の書く文章には、
閉口した。実はこの人の文をまともに読むのはこの本が初めてといっていいの
だが、特に後の方の表現方法があまりにガキ。
確かに取り上げた内容だけ見るならおかしく無いかも知れないが、攻撃対象に
している「事実を知らずに韓国を擁護する人たち」には確実に逆効果だし、
この本を買う大部分の人たちにとっては「嫌韓はバカが行う」という工作にす
ら見えるかと漏れは思う。

全体的に言えることは、同じ事を同じ論調で複数の人が取り上げいるのが残念。

 最後に執筆時期と事件の起こった日の前後関係は覚えていないが、ネットゲ
ームに没頭し死んだ人は中国にもいるので、念のため。


353:マンセー名無しさん
07/10/14 15:09:27 tcVqUXLT
>>352
>この本を買う大部分の人たちにとっては「嫌韓はバカが行う」という工作にす
>ら見えるかと漏れは思う。

同意。
韓国人のセリフの語尾に「~ニダ!」を付けるとか、
2ちゃん見てない人には何のことかわからない表現があった。

あと、内容もネットユーザーなら検証済みの事実でも
初めて読む人には、単にでっち上げ&難癖つけているように見えると思う。

読者対象が2ちゃんユーザーに限定されるのに、チャネラーなら知っていることばかり。

354:マンセー名無しさん
07/10/14 15:17:59 rSAkJtXE
ブックオフに逝ったら嫌日流があったので買ってきた
晋遊舎発行のためか嫌韓流の表紙が描かれている
出版社自らが注釈を付けなければならないほどの歪曲があちらこちらにある

竹島問題では日本人漁民の強制連行には触れずじまい
いつのまにか緯度経度が変わってしまっているのにこれも無視
都合の悪い真実は隠すようだ

話の内容は妄想でも、乱暴で野蛮な韓国人と冷静で物静かな日本人の対比が見事に描かれている
ヤクザみたいな韓国人の主人公が日本の軍国主義の話を聞いて、そばにいた平凡な日本人留学生を脅す場面がある
加害者が韓国人で被害者が日本人のようにしか見えないんだがな

日本国内で自称日本人の犯罪が毎日のように伝えられるのに、韓国での日本人の凶悪事件は全く聞かない
韓国人の歴史観が真実なら毎日のように日本人の犯罪があってもおかしくないはずだ
日本のマスゴミが隠している現在の真実を知ると過去の真実も見えてくる
50年前も100年前も、そして朝鮮通信使の時代も、韓国人は日本にとっての加害者だったのだ


355:1/2
07/10/14 16:12:45 tcVqUXLT
感想。
ちょっと古い本ですが、図書館で見かけたので借りてみた。
題名&出版社がアレですが、中は意外とまともでした。

【新女性を生きよ ~日本の植民地と朝鮮戦争を生きた二代の女の物語~】 朴婉緖・著
梨の木舎 教科書に書かれなかった戦争・らいぶ 1999年出版


著者は1931年、開城郊外20戸ほどの小さな村の生まれ。
日帝統治下の朝鮮での、平和でのんびりした様子が文の端々に伺える。

●銀行
母親が家を買ったときも、1500円の家に800円の融資を頼んで賄賂も何も渡さず、
ぺこぺこ頭をさげたりもせずに融資が受けられた。
解放後に金融が歪んでしまったそうです。

『金融組合に知り合いがいたわけではないし、人と付き合う術にたけていたわけでもない。(略)
これは間違いの無い事実なのに他人が信じてくれないと心配になるのはどうしてだろう(100ページ)」

●創氏改名の強制性
強制は、どうやら朝鮮人の心の中にあったもののようです。
ちょっと長いけど引用します。

『2年続きで担任は日本人だった。
母がよく《日本人の先生はお前が姓を変えないことで何かいいやしないか》と聞いてきた。
そんなことはないと言うと《おまえが気付かないだけで、意地悪をしないはずはない》(略)
1クラスに創氏改名しない子は4.5名しかいなくなってからも、
そんな子達を先生が特別冷遇するとか圧力を加えたような記憶はない(107ページ)』

『創氏改名をすれば、漢字を音で読まず意味で読んでハナコとかハルエとかになり、
そんな女の子の名前が耳に快く、うらやましくてたまらなかった(108ページ)』

356:マンセー名無しさん
07/10/14 16:12:54 vJsrNOCT
近刊
【コロニアリズムの超克 ─ 韓国近代文化における脱植民地化への道程】
鄭百秀(著) 草風館 2007/10

  朝鮮半島の近代文化の深層を読む

過去の植民地の遺産を「隠蔽」し、新たな国民共同体の文化を「構築」しようとする欲望と
は、実は、植民地被支配の状況のなかで経験した植民地的主体の自己矛盾の延長線上
で発生したものである。
つまり、植民地以後の韓国文化の「脱植民地化」への企画は、それじたい植民地支配が
もたらしたもっとも根深い遺産に他ならない。
韓国の「植民地経験」と「脱植民地化」の相互因果的関係を明らかにした画期的なポスト
コロニアリズム文化論。

■内容
 序   脱「植民地的主体」への追求 ― 隠蔽と構築のポリティックス
第1章  翻訳と移植の交差 ― 植民地以前
  一  キリスト教文化の受容と「ハナニム」の誕生
  二  近代初期韓国作家の言語横断的実践 ─ 近代小説という表現制度の移植  
第2章  支配と被支配の屈折 ― 植民地期
  一  被支配者の言語・文化的対応 ─ 金史良「草深し」
  二  民族と民族語の存在拘 ─ 金史良「光の中に」
  三  植民地「國語」作家の内面 ─ 金史良「天馬」
第3章  国民文化という蹉跌 ― 植民地以後
  一  韓国近代文学における母語中心主義
  二  「抗日闘争文学」というイデオロギー ─ 金史良「駑馬万里」
  三  「恨」言説における自民族中心主義

357:2/2
07/10/14 16:13:27 tcVqUXLT
●女子挺身隊
隣村でそんな噂があったらしいのに、14歳の著者は平然と一人で歩き回っている。

●強制徴用
戦争末期すら日本から見たら信じられないのんびりぶり。
1945年の初夏にお兄さん(徴用逃れ)の結婚式とかやってるし。

●地獄は「解放後」に始まった。
日本が戦争に負けた途端、仲が良かった近所の皆が略奪に来る。家を叩き壊す。
お爺さんの形見の表札も叩き割られる。

叔父さんはろくな裁判もなく処刑。お兄さんは朝鮮戦争で別人のようになって帰宅。
著者一家は身の回りの物を持って避難。
孤立して困った時に親切にしてくれた(!)人の留守宅に上がりこみ略奪。

『うちが持ってきた食料はほんのわずかにすぎないから、
そんな振る舞いに少しも良心の呵責など感じなかった(229ページ)』
『わたしはもう空家探しの計画までたててしまっていて、
喉がどろぼうさせるという言葉にも恐れはしなかった(231ページ)』 続く


三部作らしい。続きが読みたいけど、まともだとばれたので多分もう出ないだろうな。

358:マンセー名無しさん
07/10/14 16:22:09 XUAnqIvO
>>357
ふんふんと思って読んでったら、朝鮮人らしいオチがついててorzとなった。
どうせ泥棒するなら親切にしてくれなかった人に・・・いややっぱり問題あるか。

359:マンセー名無しさん
07/10/14 16:24:24 vJsrNOCT
【自由の涙 ― 金光林エッセイ集】
金光林(著) 飯嶋武太郎、志賀喜美子(訳) コールサック社 2007/08

韓国の国民的詩人のエッセイ集。
67篇の詩を収録。

360:マンセー名無しさん
07/10/14 16:37:34 vJsrNOCT
近刊
【どうみる韓国・北朝鮮問題 ― 日韓・日朝関係はこのままでよいのか】
南雲和夫(著) 本の泉社 2007/10

「反日日本人」なる悪罵を乱発する「現代コリア派」の虚偽と暴論を全面的に反駁し、歴史
の真実を直視し、韓国・北朝鮮との友好の道を提起する。
---

かなり強烈なデムパが楽しめそうですねw

361:マンセー名無しさん
07/10/14 18:51:48 vJsrNOCT
>>360 の本の著者である南雲和夫氏のブログを発見しました。
ちょうど、ご自身のブログで『どうみる韓国・北朝鮮問題』の紹介をしておられるのですが、
「無断転載禁止」と書いてありますので、転載はせずに、URLを貼っておきますね。

URLリンク(blog.goo.ne.jp)

362:OrcishSerjeant
07/10/14 19:06:41 g8HD7Suu
>>361 本人かどうか分からないけど、ニュース極東か、東アジアnews+荒らしていた人じゃないのか?

363:マンセー名無しさん
07/10/15 09:11:16 L/CSXfhq
>>357
最後にふつうの朝鮮人に変わったんでワロスwww

べつの出版社から続編を出してほしいくらいだwww

364:マンセー名無しさん
07/10/15 19:16:01 j1fX2hzQ
>>362
多分本人じゃないの?
板的に関係ないけど>>361のリンク先、沖縄12万人には失笑した。
アサヒですら11万人なのに。
左巻きが人数増やしてくのはデフォなのかね。

365:357
07/10/15 20:16:55 kmZyf+PD
>>358-363
笑ってもらえたようで嬉しいです。
初心者でタイピング遅いのにトロトロ打ったかいがありました。

最後のオチは自分も衝撃でした(それで伝えてみたい気になりました)。
多分、風と共に去りぬのスカーレットのような高揚した気分で書いたものと思われますが、
でも盗みをするなら、どう考えても最低限手持ちの食料を食い尽くしてから、仕方なく
申し訳なく思いながらであってほしかったです。日本の教育受けてた人なんだから。

この人のお母さんも色々と面白い人で、日本人を馬鹿にしているのに憧れているという
二面性が多々見られて興味深かったです。

著者自身は親日派と思われないように振舞っている親日派な感じ。
「日帝の蛮行」「日本の支配から開放された喜び」な文が唐突に出るけど、
その前後は「蛮行」の具体的なエピはなし。
後付で無理に入れた文章ぽいです。

韓国で20万部売れたベストセラー作家だそう。
数年前はノーベル賞に一番近いと騒がれたとか。
ああ、続編読みたい。

366:マンセー名無しさん
07/10/15 21:13:12 qJYzXOSK
>>365
良いものを読ませていただきました。ありがとうございます。
遺伝子の呼び声に忠実に従う<*`∀´>がなんとも。

先日読んだ本で「敵を倒すにはその弱点を突け。油断は大きい弱点である。
相手に好意を持つものは、相手に対してどこか油断しすきを見せるものだ。
そこを見破り、ついて倒せ。自分を愛し信頼する叔父、自分に好意を持つ飯番
―それが第一の餌食となるべき人間なのである」
(この前の文に叔父と飯番を裏切った例が載っていました)
ルネサンス期の歴史ネタが載った本だったんですが妙に<;`Д´>とシンクロする。
あらゆる文明の起源はウリナラだから、おかしくは無いのかもしれませんが…。

367:マンセー名無しさん
07/10/16 05:24:43 ajRxIsNC
>>365
ググってみましたが、朴婉緖(박완서 パク・ワンソ)って、かなり有名な作家
みたいですね。

私もどこかで読んでみようと思います。

368:マンセー名無しさん
07/10/16 09:33:30 qDmrvSM6
>>296
こういう活動はまさに、生姜とかがやるべき活動なんだが。
北の犬みたいなやつを持ち上げる日本の馬鹿学者と
その子分の生姜には無理な話だな。

369:マンセー名無しさん
07/10/16 10:01:01 PVV0L6iI
そんな生姜を偉大な知識人ででもあるかのように何度もテレビに出演させるのがNHK…今年結局何回番組出たのやらヘ(´Д`)ヘ

370:マンセー名無しさん
07/10/16 10:06:06 NsdRw/SO
>>361
Doronpaの不思議の国韓国で従軍慰安婦問題で徹底論破された人。
当時ネットというものがよくわかってなかったようで、
実名で答弁していた。共産党員のホープにしてはずいぶんと
潔いと思っていたが、結局は「共産党員のホープが市井の掲示板で論破された」
事実が汚点となるため、あとで「南雲和夫@本物」なる人間と称して再び現れ
自作自演をして「ここで論破された南雲和夫は偽物。偽物は発言を禁じる」
と発言したことはあまりにも有名。

当然、分が悪いのでその南雲和夫@本物とやらは今後Doronpaのサイトには
一切発言をしなくなっている。
まあ所詮はアカだからね。

371:マンセー名無しさん
07/10/16 12:32:34 ajRxIsNC
近刊
【韓国語警察用語小辞典】
室屋正史(著) 国際語学社 10月下旬

警察・刑事事件の必須用語、日常会話用語2,000語と現場ですぐに活用できる500例文を
収録。

372:マンセー名無しさん
07/10/17 09:15:58 f+qvIi6h
山野車輪氏の日記が更新されていました。
次の仕事を始めておられるんですね。
---

■ 2007/10/16 今日のぐだぐだ

次の本の打ち合わせやった。テキストや目次見て貰った段階で、分冊しましょうと編集氏
にいわれたけど、出来る限り情報削って行く方向でということで分冊はなし。描きたいこと
はまだ沢山あるんだよー。やる気が出ないだけなのだ。
こっちが気づいているところの問題点をひたすら述べて、仕事の進め方を伝えて、スッキ
リ。そんなわけで、ようやくやる気が出てきた。ちょっとだけ。調子が出れば仕事進むのだ
が。

(韓国・朝鮮関係の本とは関係のない話が続くが、以下省略)

373:マンセー名無しさん
07/10/17 18:16:44 yE8mDnPU
>>328
立ち読みでチラッと見ただけど 面白かった。
石平が素で 韓国が属国を否定するのを不思議がってたのが おかしかった。
黄文雄はかなり抑えてた。

374:マンセー名無しさん
07/10/19 10:39:34 +GSUkQBI
近刊
【「今の韓国・北朝鮮」がわかる本】 知的生きかた文庫
重村智計(著) 三笠書房 2007/11

375:マンセー名無しさん
07/10/19 10:51:38 +GSUkQBI
近刊
【続 日本海と竹島 ― 日韓領土問題の根本資料『隠州視聴合紀』を読む】
大西俊輝(著) 東洋出版 2007/11

日本とコリア、この最も近い国が相親しむことは、儒教の最高の徳目「仁」である。
その善き交流は「国の宝」なのである。
解決困難な竹島/独島の問題も、そのような姿勢を取り続けるならば、やがて道は開け
てくる。

1 隠州視聴合紀の解説
  (隠州視聴合紀とは  隠州視聴合紀の時代  著者の斉藤勘介について  ほか)
2 隠州視聴合紀の本文
  (国代記  周吉郡  穏地郡  ほか)
3 隠州視聴合紀から見えてくるもの
  (互いに行き交う島  互いの思い込み  国家の心理、民族の心理  ほか)

■著者紹介
大西俊輝[オオニシ・トシテル]
1946年島根県隠岐郡西郷町(現、隠岐の島町)生まれ。隠岐高等学校卒業、大阪大学
医学部卒業、脳神経外科専門医、医学博士。現在、(医)厚生医学会、(福)厚生博愛会、
理事長。
---

2003年に『日本海と竹島 ― 日韓領土問題』という本を出しておられるみたいですね。

376:マンセー名無しさん
07/10/19 10:56:10 mlp1+fGL
>>375

>日韓領土問題の根本資料『隠州視聴合紀』

「昔の地図だの文書だの無関係、国家間の条約だけでよろしい」という立場ではないのか。

377:マンセー名無しさん
07/10/19 11:23:48 +GSUkQBI
近刊
【韓国サーカスの生活誌 ― 移動の人類学への招待】
林史樹(著) 風響社 2007/10

一年ちかい天幕生活で、人類学的調査を続けた著者が描く「近代的」移動芸能集団の実
相。
外部との関係や内部統制など集団のあり方、また学術的記述の行間から溢れ出る団員
の個性や人生観は、韓国の人と社会をえぐる優れたルポとなっている。

378:マンセー名無しさん
07/10/19 11:30:58 +GSUkQBI
近刊
【日韓企業戦争 ― 国際市場で激突する宿命のライバル】
林廣茂(著) 阪急コミュニケーションズ 2007/11/02

反日と嫌韓の中でしのぎを削る、日本と韓国の企業。
欧米の近代文明と、そのグローバル標準化された科学技術の恩恵を土台に、独自の創
意工夫を加え、応用技術を尽くして出来上がった、両国の自動車業界とデジタル家電業
界。
日韓企業の競合の舞台は、いまやアジアから世界へ。
互いにライバル心をもつ日韓企業が、アジアや世界を舞台にいかに戦い、あるいは協調
しているかを豊富なデータ・図表を駆使して分析、日韓企業戦争の行方を占おうとするも
のです。
日韓の比較を克明に描いた、著者畢生の力作です。

379:マンセー名無しさん
07/10/19 11:34:26 +GSUkQBI
近刊
【半分のふるさと ― 私が日本にいたときのこと】
イ・サンクム(作) 帆足次郎(画) 福音館書店 2007/11/15

韓国と日本、二つの故郷のあいだで揺れる想い。
私にとっては日本も韓国も、半分の意味での「ふるさと」でしかない-。

1930(昭和5)年、広島で生まれ、戦争の辛苦を経験しながら、終戦の年、15歳までを
日本で育った朝鮮人の著者は、母から“民族の誇りを持って生きよ”と教えられる。
敬愛すべき日本人恩師との出会い、朝鮮人ゆえにつきつけられる理不尽な要求…。
愛憎なかばする日本への想いを胸に、みずからが祖国への愛にも目覚めはじめるさまを
描く、躍動感あふれる自伝。
不幸な歴史をともに抱えながらも、日韓関係がますます緊密になっている現代、「待つと
いうことがどんなに大切な体験であったかを、私は私の生涯を通じて、すでに何度も確認
している」という作者のことばは、両国が真に理解しあうための道すじを示してまことに実
感に富む。

380:マンセー名無しさん
07/10/19 11:38:36 +GSUkQBI
>>204-205 で紹介した詩集です。

近刊
【再訳 朝鮮詩集】
金時鐘(著) 岩波書店 2007/11/29

日本植民地下に編纂・和訳された『朝鮮詩集』。
60余年を経て、在日の民族詩人が新たに原詩からたどり再訳を果たした。
併合の頸木から放たれて現われる朝鮮の真なる詩心とは。
ハングル原詩との対訳、さらに詩人略歴を全面改訂。

381:マンセー名無しさん
07/10/24 08:28:50 jbl1Du8Y
近刊
【アメリカを屈服させた北朝鮮の力 ― 金正日委員長の先軍政治を読む】
朴鳳瑄(著) 雄山閣 2007/10

382:マンセー名無しさん
07/10/24 08:36:45 jbl1Du8Y
近刊
【在日朝鮮人ハンセン病回復者として生きた わが八十歳に乾杯】
金泰九(著) 牧歌舎 2007/10

383:マンセー名無しさん
07/10/24 08:41:33 jbl1Du8Y
【韓国朝鮮の文化と社会】 第6号
韓国・朝鮮文化研究会(編) 風響社 2007/10

[特集]文字と無文字のあいだ

384:マンセー名無しさん
07/10/24 08:49:08 jbl1Du8Y
近刊
【6月の雷撃 ― 朝鮮戦争と金日成体制の形成】
森善宣(著) 社会評論社 2007/10

スターリンから同意を得て、北朝鮮では急速な戦争準備が推進され、1950年6月25日北
朝鮮軍による一斉攻撃の開始。
中国、韓国、ロシア、米国の新資料をもとに朝鮮戦争の性格規定とプロセス、労働党内
における朴憲永等との権力闘争、金日成の個人独裁体制の形成過程を精緻に分析する。

■著者紹介
佐賀大学文化教育学部教官。

385:マンセー名無しさん
07/10/24 09:11:46 jbl1Du8Y
>>374 では長いので省略してしまいましたが、この本には「本当はヤバイ韓国経済! 
世界の最貧国北朝鮮の実体!」っていう副題がついてるんですよね。

重村氏も「韓国経済はヤバイ」ってお考えなんですね。

386:マンセー名無しさん
07/10/24 21:47:55 /+rkv1H3
>>384
>森善宣

何か見覚えある名前だと思ったら
去年学生の家族に殴る蹴るの暴行を加え、
傷害で逮捕され罰金、停職になったブサヨ助教授ですね
この人まだ教員・学者としてやっていくつもりなんでしょうか

387:マンセー名無しさん
07/10/24 22:21:43 /+rkv1H3
これまで品切れだった平凡社東洋文庫の朝鮮関連書籍(以下の6点)が復刊されました


『朝鮮幽囚記』 ヘンドリック・ハメル、N.ウィットセン著(生田滋訳) 東洋文庫132
『朝鮮事情』 シャルル・ダレ著(金容権訳) 東洋文庫367
『朝鮮旅行記』 ゲ・デ・チャガイ編(井上絋一訳) 東洋文庫547
『朝鮮の悲劇』 F・A・マッケンジー著(渡部学訳注) 東洋文庫222
『東学史 朝鮮民衆運動の記録』 呉知泳著(梶村秀樹訳) 東洋文庫174
『看羊録 朝鮮儒者の日本抑留記』 姜沆著(朴鐘鳴訳) 東洋文庫440

388:マンセー名無しさん
07/10/24 22:36:49 /+rkv1H3
平凡社東洋文庫のうち、コピペ等でもおなじみの

『日東壮遊歌 ハングルでつづる朝鮮通信使の記録』 金仁謙著(高島淑郎訳) 東洋文庫662

は版元の在庫がなくなり店頭分のみとなったそうですのでご入用の方はお早めに

389:マンセー名無しさん
07/10/25 20:32:09 uKZPS1Yx
>>387訂正
復刊6点のうち

『朝鮮の悲劇』 F・A・マッケンジー著(渡部学訳注) 東洋文庫222
は誤りで、

『懲毖録』 柳成竜著(朴鐘鳴訳) 東洋文庫 357
が今回復刊されました。

なお『朝鮮の悲劇』は現在も新品入手可能です。

390:マンセー名無しさん
07/10/26 09:12:18 rK4U5EMw
ここでは原則的に、韓国芸能関係の本は紹介しないんですが、編者が気になったので
あえて取り上げますね。
---

近刊
【女優ムン・ソリ 韓国映画の魅力を語る】 かもがわブックレット167
立命館大学コリア研究センター(編) 徐勝(監修) かもがわ出版 2007/10

映画を通して韓国文化の理解を深めようと、演技派女優ムン・ソリさんを招いて開かれた
韓国映画フェスティバル。
その内容を、ムン・ソリさんのトークと、「韓国映画の〈女性〉像」という視点でまとめた。
韓国映画ファン必読の書。

■内容

第1部  ムン・ソリトーク「私の映画人生」
第2部  シンポジウム「韓国映画の“女性”像」
第3部  韓流の底力―ムン・ソリの人と作品

■立命館大学コリア研究センター
総合的な現代コリアおよび日韓関係研究、朝鮮・韓国関係の教育交流、朝鮮半島理解の
ための文化発信を課題として、2005年6月に設立された。
国際シンポジウム、日韓共同研究プログラム、若手研究者に対する現代韓国研究助成、
公開講座、映画フェスティバル、次世代研究者ワークショップなどの事業を行っている。
---

この立命館大学コリア研究センターの所長をしているのが、徐勝氏なんですよね。

391:マンセー名無しさん
07/10/26 09:23:18 rK4U5EMw
【「玆山魚譜」を訪ねて 第2巻 配流地で遭った生物】
李泰沅(著) 金容権(訳) 日本評論社 2007/10

朝鮮王朝後期に生きた実学者にして博物学者、丁若銓。
今まであまり明らかにされてこなかったその思索の足跡を200年後の今日、
配流地・黒山島に追う。
第2巻は「眺望台で」「双子の博物学者」等9章を収録。

■著者紹介
〈李泰沅〉1972年慶尚南道生まれ。ソウル大学校師範学部生物教育科卒業。
現在、高校の生物学教員。
---

2005年に第1巻が出版されてるみたいです。

392:蚯蚓 ◆MIMIZU/ZLU
07/10/28 10:25:57 CGEaSUYB
【もう日本を気にしなくなった韓国人】 伊藤順子(著) 洋泉社新書 20070921

簡単に言えば、病としての韓国ナショナリズム は治った、という本。
毎日読んでいる韓国メディアの記事との間に相当なギャップがあるが、
それは日本メディアを読んだだけでは日本の実体が分からないのと同じなのか、
それとも何かの洗脳でもかけられたのか。

読んでいると、呉 善花著「「反日」を捨てる韓国」(2000) 、百瀬 格著「韓国は変った、
日本はどうする」(2000) を読んだときに感じたものと同じむなしさを感じる。
2000年頃「病」はなおったという論説があったし、事実日韓関係はずいぶん良かった。
しかし、その後の教科書問題、ワールドカップで元に戻るというより、むしろひどくなった。

要するに韓国の病は周期性のある双極性疾患(躁うつ病)のようなもので、
その時の状況で劇的に変わる。現在は日本への関心を失っていても、何かが
変わったわけではなく、燃えるための燃料が足りないだけだと思う。
今が休止期であることを知らせる程度の意味がある本、という感じだ。

393:マンセー名無しさん
07/10/28 11:04:15 81rlIfsM
>>392
このスレを最初に立てた、本物の蚯蚓さんですか?

394:蚯蚓 ◆MIMIZU/ZLU
07/10/28 20:25:09 CGEaSUYB
>>393
このスレを最初に立てた本物の蚯蚓です。
今は東亜ニュース+で記者をしています。

最近たてた、本関連のスレをご紹介しておきます。

【竹島】 「朝鮮成宗時見つかった‘三峯島’は独島に当たる」~鮮干英俊著「高麗と造船国時代の独島」[10/27]
スレリンク(news4plus板)
【書籍】 「彼はどうしてアジアを捨て西欧を選んだのか」~子安宣邦著、福沢諭吉『文明論之概略』精読[10/27]
スレリンク(news4plus板)

395:蚯蚓 ◆MIMIZU/ZLU
07/10/28 22:06:46 CGEaSUYB
これも

【新刊】崔俊植(チェ・ジュンシク)著『世界が高く評価する韓国の文気』(ソナム)

韓国文化の底流に流れる「神気」と「文気」とは 兪碩在(ユ・ソクジェ)記者
URLリンク(www.chosunonline.com)

 1866年の丙寅洋擾(当時の韓国におけるキリスト教弾圧に対し、フランス艦隊が報復来襲した事
件)当時、江華島を襲撃し外奎章閣の文書を略奪していったフランス海軍の一将校は、このように語
っている。「ここでは感嘆する他ない。われわれの自尊心を傷つけるのは、どんなに貧しい家であっ
ても、必ず本があるという事実だ」

 梨花女子大の韓国学科教授で、宗教学者として20年余りの間韓国文化の源流を探索して来た著者は、
韓国文化の底流に「神気」と「文気」があると主張している。今年始めに出版した『韓国人を踊らせ
よ』(四季節)で、彼は「神気」について述べた。ごく簡単に言うならば、儒教的人間であるように
見える韓国人の基層に、実は呪術的な気運の「神気」が流れており、これはパンソリからレッドデビ
ルまで、熱く自由奔放な気質として表れ出ているものだ。

 それでは「文気」とは何なのか? それは、「洗練された韓国文化の気運」を指す。偉大な記録・
遺産は、「神気」のように強い感情で作ることができるものではないのではないか? 著者は語る。
「それは知性を用い、長い努力の末に生産されるものだ。こうした洗練された文化物が一つ二つくら
いしか出て来なければ、やはり『偶然にそうなったな』ということになるだろうが、(洗練された文
物が)大量に輩出されているため、極めて重要だと考えない訳にはいかない」

396:蚯蚓 ◆MIMIZU/ZLU
07/10/28 22:07:57 CGEaSUYB
>>395 続き

 その(大量に輩出された洗練された文物の)中には、世界最初の金属活字で印刷された『直指心体
要節』、世界最初の木版印刷本(そうではない可能性もあるが)『陀羅尼経』、近代以前において最
も完璧な大蔵教である『高麗大蔵教』、世界最大の単一王朝歴史書『朝鮮王朝実録』、世界最大の歴
史記録物たる『承政院日記』、そしてこうした「文気」の中でも白眉というべき『訓民正音』が存在
している。

 こうした背景から、本を読まないことで有名な21世紀の韓国でも、毎日のように出版社が生まれた
りとてつもない分量の本が出版されたりする、珍しい現実も理解することができる。もともと強かっ
た「文気」の文化的DNAが依然として流れている、というわけだ。近い将来「神気」と「文気」が融合
する時、大いに活力に満ちた素晴らしい韓国文化が世界を驚かせることになるだろう、と著者は主張
している。

397:マンセー名無しさん
07/10/29 04:32:01 QwANu9CI
>>395
> フランス海軍の一将校は、このように語っている。「ここでは感嘆する他ない。われわれ
> の自尊心を傷つけるのは、どんなに貧しい家であっても、必ず本があるという事実だ」

これの出典を知りたいものですね。

398:マンセー名無しさん
07/10/29 04:34:34 W50fb8ID
>>397

>われわれの自尊心を傷つける

少なくとも、この言葉が「無かった」方にはかなり賭けられると思ふ。

399:マンセー名無しさん
07/10/29 09:38:21 QwANu9CI
近刊
【韓国の観光カリスマ ― 高光喆の半世紀】
北出明(著) 交通新聞社 2007/11

韓国第二の都市・釜山を一大観光都市へと発展させ、2007年2月まで釜山広域市観光協
会会長を務めた高光喆(コ・クァンチョル)氏が日韓交流の発展のために半生を捧げた奮
闘物語。

400:マンセー名無しさん
07/10/29 09:55:42 QwANu9CI
パチンコのマルハンの会長が、韓国・朝鮮関係の研究・出版に対して助成金を出してるん
ですね。

URLリンク(www.hantetsu.or.jp)

401:マンセー名無しさん
07/10/29 10:00:03 QwANu9CI
近刊
【中国・朝鮮の史籍における日本史料集成 李朝実録之部12】
日本史料集成編纂会(編) 国書刊行会 2007/10

402:マンセー名無しさん
07/10/29 11:13:39 AKyEQVGP
>>395
>われわれの自尊心を傷つけるのは、
フランス人がこんなこと言うとはとても思えない。
『自尊心』という表現が、実に韓国っぽい。

403:マンセー名無しさん
07/10/29 11:32:17 UwRcFNpm
>>395
識字率が異様に低かったはずなのに、何故「本」が?

404:マンセー名無しさん
07/10/29 16:48:51 QwANu9CI
本の話ではないですが、またもや人権擁護法案を提出しようとしだしたみたいですよ。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

405:蚯蚓 ◆MIMIZU/ZLU
07/10/29 23:47:59 la3DsnDa
今日はこんなの立てました。嫌韓流の話です。

【韓流】 歌手‘東方神起’は韓流ではない?~日本国内の‘韓流嫌悪’ブーム[10/30]
スレリンク(news4plus板)
日本の書店に行けば韓国や中国そして北朝鮮を嫌う人々が書いた本をよく見る。韓国を嫌う本の出た
こと自体は驚くべきことではない。しかし、このマンガ本は現在まで78万冊を超えるほど売れたし、
2006年ベストセラー本の一つだ。1990年代まで日本の立場では韓国や北朝鮮を考える時、歴史や政治
は切り離せなかった。

それほど韓・日や北・日は近くて、その近さから政治的な対立や葛藤が多かった。そしてまだ北・日
関係は政治的な対立や葛藤を乗り越えられない。日本の人々は北朝鮮の人々の文化に接しようとは思
わない。しかし、2000年代に入って始まった‘韓流’は日本の人々が政治や歴史を離れて韓国を考え
られるようにした初めての大きな流れだった。韓国の映画やドラマそして芸能人たちが政治や歴史を
乗り越えられる力を持っていたという話だ。

しかし今マンガ‘嫌韓流’が流行るのを見ても分かるように、韓国や北朝鮮に対する根深い蔑視感情、
嫌う感情がまだ日本社会には残っている。歴史と深い関係を持つこのような日本社会の雰囲気が‘韓
流’の成長に障害として作用するのが今の状況だ。‘韓流’が日本社会の中で持つ力はまだ大きい。
K-pop、韓国ドラマ、韓国映画が日本社会に根付いた。しかし、その根はまだ成長過程で、強い風が吹
けば倒れる可能性もある。‘韓流’の根が強くなるためにも、韓・日歴史葛藤を乗り越えられる方法
をもう一度深く考えてみなければならない時だ。

ソン・スンジェ〈在日コリアン青年聨合(KEY)共同代表〉

406:マンセー名無しさん
07/10/30 04:46:01 ow6hrmgQ
>>405
ソン・スンジェ〈在日コリアン青年聨合(KEY)共同代表〉って、最近『制裁論を超えて』って
本が出たけど、この本に寄稿している人ですね。

407:マンセー名無しさん
07/10/30 11:10:46 ow6hrmgQ
近刊
【二本指のピアニスト】
ウ・カプスン(著) 新潮社 2007/11/16

鍵盤を叩く指は片手に2本ずつ、ペダルを踏む足は太股まで、楽譜を読む知能もない。
韓国発“奇跡のピアニスト”誕生までの壮絶ドキュメント。

408:マンセー名無しさん
07/10/30 11:14:26 ow6hrmgQ
近刊
【「戦後ニッポン」は戦争をしてきた】
姜尚中、小森陽一(著) 角川グループパブリッシング 2007/11/10

憲法九条のもと、「戦後日本」はずっと平和だった。
護憲派を代表する2人が、あえて「平和国家」神話を問い直す画期的対談。

409:マンセー名無しさん
07/10/30 11:17:47 ow6hrmgQ
近刊
【ぼくは在日「新」一世】 平凡社新書397
ヤン・テフン(著) 林信吾(構成) 平凡社 2007/11/08

在日16年、すっかり日本に根をおろした“新一世”の著者が、「狭間からのまなざし」で日
韓、北朝鮮、そして在日を率直に語る。

410:マンセー名無しさん
07/10/30 11:23:20 ow6hrmgQ
近刊
【中世対馬宗氏領国と朝鮮】
荒木和憲(著) 山川出版社 11月下旬

中世における日朝関係の推移を、その要の位置にあった対馬宗氏の領国の展開とから
めて構造的に検証。

411:マンセー名無しさん
07/10/30 11:24:11 ow6hrmgQ
近刊
【前近代の日本列島と朝鮮半島】
佐藤信、藤田覚(編) 山川出版社 11月下旬

前近代の日本列島と朝鮮半島をめぐって、歴史学の立場から交流の歴史的な特徴を解
明し、今後の研究がかかえる課題についても検討する。

412:マンセー名無しさん
07/10/30 15:15:32 5NKOOFLK
>>408
画期的なのか?
朝鮮戦争には機雷掃海艇出してたし、
米軍に毛布とセメント売り渡していたし、
ベトナム戦争では沖縄米軍に協力していたし、
湾岸戦争に金を出し、
アフガニスタンやイラク戦争でも協力してたのを
日本は戦争に加担していたって
今までも言い続けていたよな。
それをあらためて日本は戦争をしていたと言い直すのか。

413:マンセー名無しさん
07/10/30 15:51:33 ow6hrmgQ
>>408 >>412
日本人拉致被害者なんかはスルーなのかな?

それとも、戦時動員を持ち出すのか。

414:マンセー名無しさん
07/10/31 08:59:44 ixkZJWFi
近刊
【首都壊滅! ― 東京が核攻撃された日】
本郷美則(著) ワック 2007/11

南北統一を掲げ、韓国でクーデターが勃発。
“北の独裁者”は、ついに核ミサイルを日本に向けて発射した。
そのとき日本の政府は、そして国民は…。
迫真の“オピニオン・ノベル”、ここに誕生。
---

北朝鮮は10年前に実際にミサイルを撃ってきましたからねぇ。

415:マンセー名無しさん
07/11/01 12:17:05 pr/WEv8J
近刊
【快韓コミュニケーション ― もっと愛したいとなりの熱いコリアン!!】
尹春江(著) 生活文化出版 2007/11

韓流ブームの影響もあり、身近になった韓国。
ガイドブックに載っていない韓国人のメンタリティや習慣を知って、もっと韓国を好きになろ
う!
韓流エンタメ通訳の第一人者が、もう一歩踏み込んだ韓国との付き合い方を紹介する。
---

> ガイドブックに載っていない韓国人のメンタリティや習慣を知って、もっと韓国を好きにな
> ろう!

……。


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