07/07/06 22:16:08 hJkZ3CdM
「パトロン」
「よっしやああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ロシアノビッチ家から上がった大きな歓声。
普段は酒臭いロシアノビッチ君も、ずっと真剣に事の成り行きを見守っていましたから、
この知らせには心底喜んでいました。
冬の運動会の幹事を決める町内選挙でロシアノビッチ家が逆転で勝利したのです。
「まあ、前にロシアノビッチの家でやる運動会には参加しなかったからな、意外に面白そうだ」
「大変よろしいのでは?(当分あそこもムチャできそうにありませんし・・・)」
「どんな所だろう?かなり風光明媚な所って聞いたけど・・・」
「たまにはこういう所でやるのもオツなもんアル」
「・・・ピロシキ・・・ボルシチ・・・」
みんなにも今回の決定は概ね好評のようですね。
ニホンちゃんも、
「ロシアノビッチ家の皆さん、おめでとうございます」
と言いました。
そんな中、唯一この決定を喜べない家族がおりました。