07/06/21 02:16:23 NeLhop0b
【1/6】
「エリザベスとフランソワーズの了承、取り付けたよ~アーリア」
「そうか。ご苦労だったなマカロニーノ。よくあの難者らを説得できたな」
EU町、ルクセンブルク家の一室。
珍しくマカロニーノ君とアーリアちゃんが親しげ、
と言うよりは真摯な態度で話しています。
「麗しの君のためならお安い御用さ~。
まああの2人もぶつくさ言ってはいたけど、
最初からコード入力を拒むつもりなんかなかったと思うけどね」
「そうだろうな。仕方がない、という言い方は嫌いだがEU町の未来のためには、
どうしてもここでお互いの妥協点を確認しておかねば、先へは進めない。
その明文化のための『EUプロトコルG』なのだからな」
「未来?妥協?なんだか言ってることがいつもの君らしくないね。アーリア」
「・・・兄上がそう言っていたのだ・・・」