07/06/09 01:54:54 C6wGagso
「価値なき栄誉」
ここは昔の南米地区。追いかけているのはEU地区からやってきた女の子。追いかけられているのはそこに住んでいる男の子。
アステカ「うわ~! 助けて! 何で追いかけてくるんだよう!?」
フラメンコ「こら待て~! 待たないと顔面にキックをいれるぞ~!」
アステカ「さっき僕が待ったらパンチしてきたじゃないか! ウワッ、近づいてきた!」
女の子はポケットから財布が落ちたのにも気付かずに走り去っていきました。それからしばらくすると男の子が戻ってきました。眼の周りに痣をこしらえて。
アステカ「グーで殴らなくてもいいじゃないか・・・。しかも僕の宝物みんな持ってっちゃった・・・・・。あ、あいつの財布だ。用水路に投げ込んでやれ。」
財布は用水路を流れていきました。その用水路の先には大西池が広がっていました。何年もの間に工事が行われたり、喧嘩が起きたり、流れが速くなったりしました。そして財布は浅い所に流れ着きました。