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18歳で「在日朝鮮人サークルむくげの会」(現「NPO団体高槻むくげの会」)を設立し、以後、人権運動にかかわってきた。
昨年、日本国籍を取得。4月の統一地方選挙では高槻市議選に立候補する。
「コリア系日本人イ・キョンジェ」として選挙を戦うのだという。
高槻市の韓国・朝鮮人集落で育った。上下水道、道路も整備されていない劣悪な環境。
最もこたえたのは在日韓国・朝鮮人に対する差別だったという。
小学校時代、登下校でなじられるのは日常茶飯事だった。「なぜ朝鮮人に生まれたのか」。
自身の運命を呪った。「朝鮮にまつわるものすべてを嫌悪した」頃、中学校で
出会った恩師に救われる。「悪いのは差別。朝鮮人であることを恨んではいけない」
「むくげの会」では、韓国・朝鮮人のための「地域子供会」を開設。
70年代、差別は依然として残っていた。子供たちの姿にかつての自分を見た。彼らの心に訴えかけた。
「地域子供会」は「他民族共生国際理解教育事業」として、高槻市に移管された。
活動が実り、84年、市は「外国人障害者福祉金制度」を発足させる。全国のさきがけとなる制度だった。
現在、日本では内なる国際化が進む。「在日の不幸な歴史を繰り返してはいけない」と決意を固めた。
「新しい社会の一歩を作りたい。そして、これまでの歩みを前進させたい」
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在日外国籍市民の参政権を考える連続講座 第3回 演題:在日韓国・朝鮮人と国籍 講師:李敬宰さん
だから、私はあと一〇〇年生きて、なんとしても日本人を差別して死にたいです。
これが夢です(笑)。そういう社会が来たら、その時に天皇なんていうのは小数民族の酋長さんみたいなものになります。
こうした素晴らしい戦術があるのに、それを、今の左派のように、日本国籍を取ったらダメ
だということをやっていたら、いつまでたっても天皇制は温存されたままではないですか。
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