07/03/25 15:43:06 G665Xwl9
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日本の農村は共産っぽくしようと制度つくる→都市部の資本主義に圧迫され行き詰まり
の繰り返しなんじゃないかと思うよ。何故か革命に行き着く前に自浄しちゃってるけど。
元祖が班田収授法。→三世一身法→墾田永年私財法とぐだぐだにしないと開墾地増えなかった。
鎌倉時代に小さな政府として、地方官に徴税や警察権を与えたけど、
地方官=地頭は自分の稼ぎのためにせっせと生産高を上げ、権限まで増大しちゃった。
建武の新政で中央政府一元支配に戻そうとしたけど、もう無理だった。
地方農民は生産高が上がって自治意識が強くなり、一揆を起こすほどになる。
都市部では大商人が幅を利かせるようになり、地方官は武力で他領を狙う戦国時代へ。
秀吉の太閤検地を経て、徳川幕府では中央政府の土地管理が完成するも、
地方分権が徹底していたので各地方で特産物や生産高を競い合い、経済も発展した。
でも結局、幕末には商業の発展におされて支配階級が火の車。
明治維新も地租改正で中央集権がんばったけど、官営の工場や炭坑はばんばん民間に払い下げた。
戦後も農地改革・農協結成・累進課税で資本家の出現を防ぐつもりが、
跡継ぎ・嫁入り志願者がいなくて零細自営と三ちゃん農業が崩壊寸前。さあ次はどうする。