07/02/22 16:07:35 rMz2G9Tf
>>88
【社説】もしソウルで地震が起きたら
20日午後8時56分、江原道平昌でマグニチュード4.8の地震が発生した。平昌の住民たちは「地下で雷のような音が聞こえ、
家がひどく揺れた」とし、また郡庁の当直勤務者は「建物が大きく揺れ、机も動き、とても恐ろしかった」と話した。
しかし今回の地震が、ソウルのような大都市で起こらなかったのは幸いだった。地震観測が始まって以降、韓半島(朝鮮半島)で
発生したマグニチュード4.8以上の地震は、特定の場所に集中しているわけではない。また韓半島全体では昨年だけで、50件もの
地震が観測されている。もし大都市で大地震が発生していたら、どうなっていたかを想像するだけでも恐ろしくなる。
韓国は大きな大陸プレートの内部に位置しているため、その端に位置する日本に比べれば、プレートの衝突による地震発生の
可能性が非常に低いのは確かだ。しかし12年前の1995年に死亡者約6300人、負傷者約3万8000人、倒壊した住宅約10万戸にも
及ぶ大地震に見舞われた日本の神戸も、プレートの内部にある地域だった。
地震の発生はいくら科学者でも予言することはできない。ただ普段から地震対策に備えるしか方法はないのだ。
日本では「どんな地震が起きても耐えられる」ようにと、都市の耐震能力を重視してきた。しかし1995年に起きた阪神・淡路大震災では、
通常の横に揺れる地震ではなく上下運動による地震に見舞われ、耐震設計が施されていた神戸の建物はもちろん、道路、橋、
鉄道が軒並み倒壊した。また約1年前には、いわゆる「高信頼社会」である日本で、耐震設計の偽装事件が発覚した。
つづく