07/02/22 21:08:49 ABK7itVW
>>500から一部抜粋
―と言っても、まだその頃は新聞で大きく取り上げられる前で、高価な壷を売りつけるような悪徳商法も
報じられていなかった頃だったと思います。23歳の頃でしたが、その異様さは忘れることが出来ません。
洗脳されたカルト教というものを初めて見た、その衝撃は今でも鮮明に覚えています。途中で帰るのも
失礼と思い、その話にだけは付き合いましたが、文鮮明の写真に対して胸の前で手を合わせ「お父様、
お許しください」とか言って泣きじゃくる様は、異様な光景としか言いようがありません。
私は彼らの正体を知ってから、彼らとの接触を絶ち仲間にも警戒するように呼びかけましたが、サーク
ルに参加していた何人かが統一教会に誘われて去って行きました。
その内の一人は裕福な農家の息子でしたが、家を飛び出し教会に住むようになりました。その両親から
相談を受けたのは間もなくでした。今度息子が結婚するようになったというのです。
しかし相手も分からないし、結婚しても一緒に住むわけでもなく、その結婚した相手は布教のために米
国に渡ってしまうという。両親の嘆きは相当なものでした。何とか本人と両親を合わせ話し合いを持たせ
ました。
続く