【昔は】飯嶋酋長研究第6545弾【良かった】 at KOREA
【昔は】飯嶋酋長研究第6545弾【良かった】 - 暇つぶし2ch101:マンセー名無しさん
06/10/20 17:19:18 kysDdMWw
 麻生太郎は九州有数のセメント会社の御曹司らしく、たとえ政治家になれなかったとしても企業家として
生きていくだけの才覚を身に付けていた。
 中央政界に進出する前は、生家の麻生セメントで勤務した経験を持っていたからだ。

 そうした生い立ちの影響だろうか、朝鮮半島が壊滅し、激変した国際秩序の中で名実共に日本という国の
指導者に上り詰めたのちも、かれは極めて仕事熱心な男だった。
 彼の事を嫌悪し、あるいは憎み、または政治的に抹殺しようとしている者はアジア中に(なかでも日本国内に)
かずかぎりなく存在したが、たとえそうした人々であっても、怠け者と彼を批判する事だけは差し控えなければ
ならなかった。

 彼は日本政界きっての漫画好きとして知られた男ではあったが、総理大臣に就任してからはその趣味も
大きく制約されざるをえず、ここ数ヶ月続いた国家での与野党の攻防の後に行われた先週からのヨーロッパ
外遊が終って総理官邸での定例報告が終った後の貴重な(そしてわずかな)時間を己の趣味の遂行費やす事に
余念がなかった。

「よろこばしいことに」
朝鮮半島情勢の報告のために総理官邸執務室に招かれていた主席補佐官が報告した。
役職の割には若手の部類に入る男だが、日本の官僚として一般にイメージされるような堅苦しさはない。
「今年の冬は、半島南部の大都市で餓死者を発生させずにすみそうです、総理閣下。」
「はーん、そいつはめでたいな。 いったいどんな魔法を使った? 人肉の配給でも始めたか?」

ヨーロッパ外遊中に読み損ねていた今週のビッグコミックを机の上に広げ、お気に入りの漫画「ゴルゴ13」に
目を通しながら麻生総理は笑った。
彼は日本の政治家としては独特な諧謔の持ち主だった。 今週のゴルゴは崩壊後の朝鮮半島を舞台にした
「金悪日の隠し財産を追え!」という題で、彼自身も「阿蘇首相」という役柄で重要なキーマンとして登場している。


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