06/07/26 19:16:12 47WkuKmY
法案に反対する人達の多くの方の主張は「そんなに参政権が欲しければ
帰化をして日本国籍を取得すればいい」 という考え方があります。
私もそれが一番いい方法だと思っておりますし、また在日のほとんど多くの人々の本心であると思います。
しかし、このことについては日本側・永住外国人側双方に大きな障害があります。
日本側の問題点からいうと、国籍を取得する為の法律的要件が結構厳しいということと同時に、
制度の運用が、(反対論の存在が念頭にあるせいなのかはわかりませんが)
現実的に非常に帰化に消極的なやり方をしています。
例えば、刑事事件とならない軽い交通違反(スピード違反・駐車違反等)を起こしただけで、
余分に何年もかかっているのが現実です。これらの状況を日本の側として考えなければなりません。
一方、永住外国人のほとんど多くの人は日本で生まれ育って、まったくの日本人そのものであり、
その人達が日本人として生涯にわたって生きていきたいと願っていることは、紛れもない事実だと私は思います。
ただ、過去の併合の歴史や、それに伴う差別や偏見に対して心にわだかまりがあるのも事実なのです。
(中略)
以上のような政治的側面、制度的側面双方から考え合わせ、
一定の要件のもとに地方参政権を与えるべきだと考えます。
そして、そのことにより日本に対するわだかまりも解け、また、結果として帰化も促進され、
永住外国人が本当によき日本国民として、共生への道が開かれることになるのではないでしょうか。
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