05/03/07 16:58:47 mt7UOIfw
エイズ陰謀説、アフリカ系米国人の半数以上が信じる
【ワシントン＝吉田透】アフリカ系米国人の59％もの人がエイズがまん延している裏側で
政府がひた隠しにしている陰謀が存在するという俗説を信じていることが、米ランド研究所と
オレゴン州立大の世論調査で明らかになった。
15歳から44歳のアフリカ系米国人500人を対象としたアンケート調査によると、53％の人が
「エイズの治療薬は存在するが、貧しい人の手には届かないようになっている」と答えた。
また、27％が「エイズウイルス（ＨＩＶ）はある国が人工的に作り出した」と回答。「エイズは
政府が黒人の人口を抑制する目的で作り出した」という陰謀説も16％の人が信じていた。
アフリカ系米国人は米国の人口の12％どまりだが、2002年に同国で新たに見つかった
エイズウイルス感染者の半分以上を占める。ランド研のローラ・ボガート氏は「陰謀説の
広がりは、アフリカ系米国人が米医療システムに強い不信感を抱いていることの表れだ」と
指摘。こうした不信感がエイズの流行を助長していると警告している。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)