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エイズウイルス起源で新説
体内で2ウイルス組み換え チンパンジーのエイズ
ヒトのエイズウイルス(HIV)の起源とされているチンパンジーのエイズウイルス(SIV)は、ほかの
猿が持つ2種類のウイルスがチンパンジーの体内で組み換わってできたという説を、英ノッティンガム大など
の研究者が13日付の米科学誌サイエンスに発表した。
SIVは猿類が感染し、20種類以上のタイプがある。研究チームが遺伝的な系統を調べたところ、中央ア
フリカ西部に生息する2種類の猿がそれぞれ持つSIVが、チンパンジーSIVに近かった。さらにチンパン
ジーSIVは、この2種類のSIVに特徴的な遺伝配列を併せ持っていた。 このため、研究チームはチンパ
ンジーが猿を捕食して感染、体内で2種類のSIVの遺伝子が組み換えられたと判断した。
研究チームは「ウイルスがチンパンジーに適応するよう組み換わった結果、人間に感染しやすいタイプにな
ったのかどうかを調べれば、HIVの起源に迫れる」としている。(共同通信)
[6月13日6時11分更新]
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