09/10/24 00:59:10 Wj1V4iv5
担保と無担保の話をしているので私からも少し。
担保有無の差異なしに無利子で融資する国営銀行が存在する場合。
国営銀行が、貸し手に無担保て手形を発行し、借り手が不渡りとなる。
この場合、国営銀行は回収の見込みが無い場合、国営銀行は全てを被ることができないので、通常では債権取立て会社に手形を譲渡(売却)すると考えられます。
国営銀行は額面通りの額で手形を売却できなくなり、貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)で赤くなるのですが、この補填はどこが行うのでしょうか。
また、無からマネーを作るのが銀行であるという事は周知の事実ですが、無から創出したマネーを融資した際、利息をが付きます。
これは周知の事実です。しかし、この融資したマネーが焦げ付いた場合、いくら無から創出したマネーであってもこの債権は不良債権化してしまいます。
このような事が頻発すると、不良債権が増大し、自己資本比率(BIS規制)など、経営に大きな打撃を受けることとなります。
この事から銀行が無からマネーを創出するのは、銀行にとって諸刃の剣である部分は否めません。
また、銀行は最後の貸し手として中央銀行から救済を受けることも確かにあります。
※これは非常に問題があり、私見としては廃止すべきと考えます。
しかし、これはあくまでも保険であり、銀行は「破綻ありき」で経営していません。
破綻ありきで金融(銀行)について語るのは甚だ疑問を感じます。
また、担保が不必要な融資というのは、利息や手数料が必要ないクレジットカードのようなものに感じます。
これでは国民のモラル低下が懸念されます。