【石工組合】湯駄屋の陰謀【啓蒙協会】47at KOKUSAI
【石工組合】湯駄屋の陰謀【啓蒙協会】47 - 暇つぶし2ch109:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/04 21:12:42 oBbTUU9a
新しいシステム
現代を問う

ラビバトラ(1996年2月インタビュー)  
URLリンク(www.mskj.or.jp)

バトラ
 どうしてこのようなことがわかるのかと言いますと、論理的な根拠があるからです。
それは日本の資本主義は、西洋諸国の資本主義に比べ、人間に重きを置く人道的な資本主義だということです。
 先ほど、資本主義に取って代わる制度として「プラウト」というシステムが出てくるとお話ししましたが、
私が日本の歴史を勉強して驚いたのは、1950年~75年にかけて、日本はなんと多くの「プラウト」理論を実践していたかということです。
 日本経済を考えたとき、2つの特徴が挙げられます。1つはまさにこの「プラウト」の経済方針とも言える「伝統を重んじる」ということ。
もう1つは、非常にバランスのとれた経済状態に価値を置くということです。
では、どういうときにつりあいのとれた経済が出てくるのかと言いますと、それは収支バランスのとれた国家予算と貿易収支、
不平等の程度の低い分配、厳格な規制、農業や産業に対する強い保護、そういう社会のときにつりあいのとれた経済が生まれてきます。
 さらに付け加えますと、終身雇用制度、これも「プラウト」の経済制度の特徴のひとつです。
ですから50年~75年の25年間、日本は私が提唱している「プラウト」の経済政策の多くを実践しています。そしてその過程の中で、実に多くの経済上の奇跡を日本は成し遂げました。
これは世界中のどの国も経験したことのないものです。
 ところが75年以降になるとどうしたわけか日本は、ひとつひとつ、この「プラウト」の経済政策を放棄していきました。
それまでバランスのとれていた国家財政は赤字になり、貿易収支もプラス・マイナス・ゼロではなくて過剰、つまり大幅な黒字になった。
それから、銀行に対しては厳しかった締めつけが緩められバブル経済を招いた。



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