09/09/11 18:18:51 KNCRjDoG
(>>671の続き)
> しかし、建築資材は他にもたくさんあり、きちんと比較実験を行うべきであろう。
爆発物並みに「激しく燃焼する」建築資材っていったい何?w
そんなものが使われた建物に住めるのか?w
> メチルエチルケトン(MEK)はアルミニウムと反応するので、抽出に使うべきではなかった。
この主張の元ネタ「文献4」でも、根拠としては詰まるところ「MEKはアルミニウムのような軽い金属と
反応する」とのイタリア語ソースからの引用の英訳があるだけで、上記の[1']に対する反論としての
趣旨がよく理解できないので、判断を保留する。
仮に、[4]の板状部分のアルミニウムが単体状でなく、ケイ素 and/or 酸素 and/or 炭素との化合物
(有機アルミニウムや酸化アルミニウム?)として存在したとして、それをMEKに浸すことによって、
Fig. 15, 16のようにアルミニウムだけが分離して空間的に離れた別の場所に移動するような(ちょっと
考えにくい)反応が起こり得れば、[1']に対する反論が成り立つが、今のところ確認できていない。
(化学に詳しい方のコメントを求む。)
しかし、いずれにしてもMEKに浸して溶け出すペンキとの違いは歴然だから、この処理の第一の目的は
達せられたことには変わりない。
> テルミット反応は金属酸化物とアルミの反応なので、本来は酸素がなくても反応が起こる。
...
> 空気中で発火実験を行うと、含有されている有機物が発火している場合と区別がつかない。
わざわざ最後の文を太字で強調して得意になっているようだが、当然のことながら区別はつくw
DSCテストおよび小型バーナーによる発火後に、市販テルミットの反応残留物と、WTCの赤/灰色チップ
とは別の塵にそっくりの外観と元素組成をもつ、鉄リッチでいったん融解したことを示す球状の粒子を
残している。(Fig. 20, 21, 23, 25, 26)
また、火薬や爆薬でもない有機物では、DSCテストでFig. 19, 29のような特定温度の鋭いピークは示さ
ないだろう。
(続く)