09/09/08 01:16:04 mw/CprLu
WTCのツインタワーは爆破解体されたという主張は、素人でも落ち着いてよく考えればトンデモだと簡単に分かる。
まず陰謀論者が"気付く"ような"問題"点は、世界中にいる火災や爆破解体、建築などの専門家達も散々見ていて、気付かないはずがない。
不審に感じる点があったら事件直後すぐに世界中の専門家達が次々と問題を指摘するはずだ。
しかも世界中の専門家を黙らせるのはまず不可能だ。
ところが爆破解体されたなどと主張している人々は素人ばかりだ。
特に爆破解体の専門家達が全くそうした主張をする人々の中にいないのはなぜだろうか?
政府が反米的で陰謀論も根強い地域の国にもそうした専門家はいる。
特に通常、陸軍には工兵部隊がいるはずだから、途上国であってもそうした専門家はいるはずで、不審点があればここぞとばかりに取り上げて、疑惑追求に乗り出すはずだ。
しかしそうした国は殆ど見られない。
なぜ世界中の専門家が気付かないことを、素人である陰謀論者達が気付けたのだろうか?
つまり、陰謀論者は自己を過大評価し、専門家を過小評価しているか、そうしたことにまで思考が及ばないのだろう。
WTC崩壊の映像を見て、何故だろうと素人が疑問に持つのはかまわないだろう。
そしてその疑問をちゃんとした専門家に聞くなり、インターネットで調べるのも良い。
そして疑問点を自分が納得するまで追究していけば良い。
それは一種の勉学でありむしろ奨励されるべきだ。
しかし、自分が素人であるための無知や自己の理解力不足故に、疑問を解けない、理解できないのではないのか、という当たり前の可能性は、まずはじめに頭に入れておくべきだ。
その可能性を全く考慮せず、ビルは爆破解体されたに違いないという結論に飛びつくのは問題だ。
また、爆破解体という主張を信じる前にその主張の信頼性をまず吟味すべきだ。
上で書いたように爆破解体というなら真っ先に爆破解体の専門家の意見はどうなのか考えるべきだろう。