09/11/15 19:37:50 rcCZmCPF
>>588>>589
脳損傷の兵士を見つけることが出来ず、結果として悲劇を招くことは往々にしてあるかもしれない。
しかしそれはそういう兵士を見つけることや、治療することに何らかのタブーが働くという訳じゃない。
一方ハサン容疑者がこのような事件を起こすに至るまで、FBIなどが、明らかに危険な兆候をつかんでいた。
アメリカに対するジハードを唱える聖職者のモスクに通い、反アメリカ的なことを公の場所で言い、
自爆テロを賞賛するような投稿をインターネットにしていた。
これが例えば脳損傷を負った兵士がその異常心理を露わにしていたなら、当局はその兵士の心理的ケアに
乗り出すことに、何の躊躇もなかっただろう。
しかしハサン容疑者の場合、イスラムとの軋轢に発展することを恐れ、当局が問題解決に乗り出すことを
ためらったことが強く示唆されている。イスラム教徒に対する差別はもちろん忌むべきものだが、
そのためにアメリカに対する脅威を看過するようなことがあってはならないし、そうした脅威に対処することは、
別にイスラムに対する差別にはならない。